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松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

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住真田山EAST 竣工引渡し

住真田山EAST180817

このところかかりきりになっていた「住真田山EAST」の建築工事がようやく完成し、この月曜日に引渡しだった。工務店はM建設というところで、決して大きくはないゼネコンだが、昔から安藤忠雄氏の作品を数多く手がけてきていて、「コンクリート打放し」となれば、現在の日本ではピカイチと言ってもいい評価を受けているすばらしい会社だ。

自分にとって仕事をしてもらうのは今回が三回目。でも今までが自分の期待をはるかに超えてすばらしかっただけに、今回の工事終盤には多少幻滅させられた。引渡しがすんだ翌日、営業の人には不満を表明し、取締役のA氏に伝えてもらうようお願いした。

まあ建設業界は、バブル破綻の深手からようやく回復し、東京オリンピック開催というビッグイベントを控えて、一部かもしれないが、かなりの上昇気流があって「いけいけどんどん」の雰囲気もある。M建設も東京支店を開設し、その気流にうまく乗って、業績と会社の規模を急拡大しつつあるところだ。

だからそれに合わせて人材も集めてきたが、やはり「急」というところで多少無理が出るのも仕方がないのかもしれない。でも、それならそれで会社上層部や管理部が必要なところはしっかりとフォローしていく体制を気迫を持って作っていかなければならないと思う。単に現場の所長まかせで逃げるのでは会社として批判されても仕方がないだろう。忙しいというのは言い訳にはならない。

今回は、社内検査はあったものの、1階はとても完成とは言い難い状態。問い詰めると再検査をやったと言うが、なんと月曜日の引渡しの2日前の土曜日。暗澹とした気持ちで私が3回目の検査をやった翌日だ。もはや不備にきちんと手を打てる時期ではなく、おざなりと言われても仕方がないだろう。これではまともなゼネコンの現場とは言えない。

安藤忠雄氏の仕事を最初に担当され、取締役で今年退職されたF氏の風韻が、私にとってM建設のやる仕事の印象の原点だ。その歴史を汚すことなく、これからも大事にしてほしいと営業のM氏には心からお願いした次第。

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近況とほろよい寄席

いよいよ大詰めを迎えた仕事の現場が、明日、民間検査機関の完了検査。施主への引渡しは盆明け20日だが、7階建ての賃貸住宅で、入居者も大分決まってきているので、いろいろ雑用にも時間をとられ、心労も重なりここに書く余裕がなく、間があいてしまった。

また手術後の余韻もあって、ウォーキングもしばらく休んでおり、ようやく先月の梅雨明けの声と同時に再開した。でもそこからの猛暑は本当にすさまじい。ウォーキングは早朝だから、まだ少しは涼しいのだが、再開して数日後、疲労なのか、少し暑かったからか、いつものように途中で体操しようと思ったら多少ふらつき、これはまずいと思って軽く流して終わったこともあった。



さて上の写真は、先週末に奈良のホテルフジタであった「ほろよい寄席」の写真。落語二席に講談がはさまり、それらを聴いてから食事と酒の会。私は2回目だが、今回はトリが桂きん枝さんで、ネームバリューもあるからか、会場もよくて楽しい時間だった。きん枝さんの落語を聴くのは多分はじめてだが、さすがに年季を積んでこられたと思わせる内容だった。ただ前振りの時間が長く、これなら尻切れトンボだった講談の方に少し時間を回してあげればよかったのにと思った次第。

北大阪の地震

久しぶりの地震だった。

まあこの前というと、東北のだが、振幅の非常に大きい揺れを感じて事務所ビルから避難したものの、揺れ自体は大したことはなく、東北と分かって衝撃を受けた記憶が残っている。そしてその前となれば、もちろんあの阪神淡路大震災だ。

9時に梅田へ行く用事があって、洗面所でひげを剃っていたら、突然激しい揺れがきた。ダダダダダっという感じで何の音か分からないが、阪神のときにも聞いたことはないような音と急なテンポの揺れ。音についてはあとで近所の人も話していたようだが、何だったのかいまだによく分からない。水栓を止め、台所にいた家内にも外へ出ようと声をかけて、顔にはシェービングフォームが残ったまま玄関の鍵をあけ、スリッパで道路へ飛び出した。すでに揺れはおさまっていて、向こうに環状線が見え、電車がゆっくり動いていく景色を覚えている。。

とりあえず揺れも短時間でおさまり、電気やガス、水道など別にインフラのトラブルもなく、テレビでは緊急情報が流れていたが、スイッチはついたままで、ほぼ平常に戻ったから、あとは家内とビックりしたなの傷ついたレコードの蓄音機状態。ただ6弱という情報にびっくりし、そんなはずはないと思っていたが、しばらくして住んでいるあたりは震度4という情報。大したことはなかったのもむべなるかな。

まあ一応予定があるので着替えてから駅まで行ったが、乗ろうと思っていた環状線はもちろん動いておらず、地下鉄へ回ってみると、こちらもストップ。スマホをいじる老若男女が道端にあふれていた。ただバスだけはいつもと変わらず走っていくのが見えた。

いったん自宅へ戻ったが、用事の先へ電話がつながると、来てもよいとのことで、上町筋まで歩いてバスに乗るべく出かけた。着いてすぐちょうどバスが来たが満員で乗せてもらえず、迷ったが待つことにした。でも20分に1本のはずが30分待っても来ず、しびれをきらしかけたときにようやく次ぎのが来てくれた。半分また乗せてもらえないかもと覚悟していたが、今度は扉が開いて、ぎりぎり状態だがなんとか乗り込むことができた。

結局停留所へ着いてから目的地に着くまで2時間弱。それも各停留所に人が多く、走行中は猛烈なラッシュアワー状態で、梅田の目的地に着いたのは昼前だったが、それだけでへとへとになった次第。

入院

先日、某病院に4日ほど入院した。まあ命に関わるような事情はなく、そう急ぐわけでもなかったが、いずれするならということで踏み切った次第。ただ入院するという経験自体が、自分にとっては初めてに近いもので、行く前には多少ワクワクした。入院中に読む本をいろいろ考えるのもなかなか楽しい経験だった。

初めてに近い経験と書いたが、実は昔一度だけ入院の経験がある。小学校1年か2年生のときのことで盲腸ではないが、同じような手術での入院だった。一ヶ月くらい入院したような記憶があるが、ちょっと大げさすぎるようにも思う。年齢が年齢だから、記憶がいつか増幅してしまったのかもしれない。

ただ、そのときのことで鮮明に覚えている記憶がある。それは「日の丸」という少年漫画雑誌を読んだこと。鉄腕アトム、鉄人28号、忍者影丸などが掲載の「少年」という一番人気の月刊詩は多分読んでいたが、「日の丸」となると書店で並んでいるのは見ていても、お小遣いの関係で読んだことはなかった。それを入院という特別な理由で買ってもらえたのだった。

なぜそんなに覚えているか自分でも不思議なのだが、その号の冒頭に掲載されていた漫画が雑誌と同じ名前の少年が主人公で、すごく細長く背の高い体型の子どもなのだが、その子が通学途中、その日の朝食で、お母さんに目玉焼きを二つ(三つ?)も作ってもらえて平らげたことをすごく喜んで自慢しているのがとても印象的で、そのシーンを今でも覚えているのだ。卵がぜいたくという感じが自分には不思議で、新鮮に思ったからかもしれない。思えば、まだ市場に行くと、手回しの楽器で軍歌を流す包帯と軍服姿の傷痍軍人たちの姿を見ることがあった。戦後15年以上過ぎていたが、大人の人たちには、まだ傷跡や貧しさの記憶がしっかりと残っていたのだと思う。

今調べてみると、たしかにそういうような漫画があり「日の丸くん」というタイトルだった。でも雑誌自体は1963年2月で休刊になっている。その時点で私は七歳になったばかり。おそらく自分が読んでまもなくのことだと思う。

さて現在に戻ると、今回の入院で最初に読んだのは、前から読みたいと思っていて今回の入院に向け買っていたノーベル賞のカズオ・イシグロ氏の『日の名残り』。いい小説だったと思うが、結局、読了できたのはこれだけ。あと古代ギリシアの「イリオス」など、こういう時でないとなかなか読めないと思う分厚い文庫本を数冊持っていったのだったが。

今年の花

2018-03-23 13

撮りためていた今年の花の写真をアップします。ただ機会がなくて遅くなってしまい最初の五枚は先月末のものだ。まず上はこの前書いたミツマタだが、数日後、花が全面的に開いたのであらためて撮った。でも本当に不思議な形の花だと思う。

続けて下の二枚はアセビで、両方自分が手がけた建物に植えたもの。二枚目は珍しいピンクの花で、忘れてしまっていて驚かされた。

2018-03-21 13

2018-03-20 17

次ぎはサクラで、事務所の窓から撮ったもの。ソメイヨシノだが、3階の位置がちょうどよく見事な眺めだった。
2018-03-30 11

次ぎは同じころにとった真田山公園の中段の桃の花。今年は家内がひな人形を旧暦でと、まだ飾っていたが、確かに一月ずらすとちょうど桃が花盛りになるわけだと思った次第。

2018-03-23 12

下の最後は昨日の夜、帰るときに撮ったもの。隣の住 真田山。先日、植栽の補修工事をしたばかりだが、燈篭右に新たに植えたキリシマツツジがきれいに咲いて、微風に揺れるモミジの新緑もすばらしくて近くに寄って写真におさめた。キリシマは脇にも当初からのがもう1本あるが、花はなし。やはり日光が足りないのだろう。これも植えたときは見事な花をつけていたのだが。

2018-04-13 21



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