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松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

桃源郷

桃の花2017-04
今週撮った事務所裏の真田山公園の桃の花。この公園は上町台地から東に下る傾斜地にあるので3段構成になっていて、そのうち一番狭い中段にもう10年以上前の整備のときにハナモモがたくさん植えられた。

時間はお昼だったが、人がいたので東側の南部の景色。なかなか美しいと思いシャッターを切った。西側の上段にある満開のサクラも入れたかったが人を避けると無理だった。でもサクラとモモが同時に満開というのは自分の記憶にはない。やはり今年の冬の寒さのせいなのだろうか。

歩きながら何となく桃源郷という言葉が頭に浮かんできたが、そこから、それは確か「桃花源記」という書物のお話しがもとで、その作者は中国の詩人陶淵明ということまで、するすると思い出した。お話しもあらすじは思い出したが、読んだかどうかは記憶にない。訳書もあるのかないのか。多分、吉川幸次郎氏の要約を読んだだけだろうと思う。

連想はさらに広がり、昔誰かの本で、西欧と東洋の思想家の時代対応について読んで面白いと思ったことがあったのを思い出した。ほとんど東西交流のなかった時代に、巨大な思想家が同じ時期に出たというのがとても印象的だったのだ。ただもう記憶が薄れているし、かなり大雑把な話しというのも確かで、ギリシアのソクラテスに釈迦があてられ、確か朱子学の祖の朱子に対してはトマス・アクィナスだったと思うが、司馬遷には誰だろう?パウロだったか。そして陶淵明の名前も出てきて、彼に対しては、プロティノスの名前はなかったと思うのでアウグスティヌスだったのだろう。まあ、陶淵明つながりでそんなことをとりとめもなく思い出した次第。

今週のウォーキング

また一ヶ月以上たっての書きこみ。昨日と一昨日のウォーキングの写真。

下は一昨日のもので、大阪城公園の桜は、8分咲きくらいまでいっていただろうか。でもこの月曜日は、東の外濠沿いに青屋門まで行ったが、まだ桜は5分くらいだったのに、本当に祭りのあとの景色。大阪城公園ではこの東外濠沿いだけバーベキューがこの期間許されているので、前日の日曜夜の賑わいの余韻がそのままの状態で、ちょうどゴミ収集車が来ていて片付けに大わらわの最中だった。それにこりて一昨日はその手前で左に折れ、コースをショートカットして階段を上って南の外濠に出、KKRホテルの正面あたりで撮った写真。
大阪城の桜2017

ここの桜の下にも月曜日はブルーシートが一面に敷き詰められ、若い社員たちが場所取りにあちこちにたむろしていた。でもやっぱり火が使えないからか、一昨日はまったくいなかったので、おもむろに写真をとった次第。

下は昨日の写真だが、大阪城公園からの帰途に見たレンギョウ。数ある早春の黄色い花の代表的な一つだが、街中では珍しいので写真を撮った。たしかマメ科だったと思うが、根粒菌の共生のおかげで肥料を自作できるから荒地に強い。昔、まだ泉北ニュータウンが新しかったころ、谷地形の底を走る泉北高速鉄道の車窓から見える大斜面に、全面に植えられたレンギョウが満開で、そのすばらしい光景が今も目に焼きついている。
レンギョウ2017

すぐ上に見えているユキヤナギは、大阪城はもちろん、あちこちにあって現在どこもほぼ満開だ。咲く時期はいつもなら桜より早いような気がするのだが、今年の冬が尾をひいて最近までかなり寒かったせいなのだろうか。

大阪城公園の梅林2017

昨秋から仕事が忙しく、ようやく峠は越えたと思うが、雑用も多くてなかなかここへ書きこめなかった。朝のウォーキングも正月前後は休み、1月末に再開したが、行くのはこのところほぼ大阪城公園のみ。理由は、いまが一年で一番公園がにぎやかな時期だからだ。

いまの主役は鳥たちだろうか。濠には昨年10月にカモなどの水鳥が戻ってきたが、カモメやカワウなど冬になってさらににぎやかな感じになり、陸でもツグミやムクドリ、ヒヨドリ、アオハラ、シロハラ、ジョウビタキ、セキレイなどあちこちに散らばって、歩きながら彼らの元気な姿を見ることができるのは楽しい。

でもにぎやかというなのはそれだけではなく、植物もようやく一年でもっとも華やかな開花の季節を迎えようとしている。そしてその中でも先頭集団は、東の内掘沿いにある梅林で、今朝の景色はほぼ満開だった

2017梅林-1

今日は一週間ぶりで、土曜日だし昨日遅かったのもあり遅めに起きて出かけた。いつものように森之宮から入り東の外濠沿いに北上し、西に曲がり大阪城ホール付近の青屋門をくぐって東の内掘ゾーンに入ったが、やはりかなりの人出。でもそのおかげだろう、今日の東内掘にはほとんど水鳥がいないのがおかしかった。花の香りも、人いきれのせいだろうか、いつものように強くは感じなかった。

でもガラ携のカメラなので写真はあまりよくない。やはりこういうときには花のアップを一枚撮っておくべきだったと反省。

2017梅林-2

冬の庭 2017年1月

Y邸 20170128

昨日、久しぶりに訪れた東大阪のY邸の庭。IHの故障で、業者に同行しての取替えの相談だった。システムキッチン側にも、もしかして多少改修が必要になるかもしれないと危惧したので行ったのだが杞憂で、単に機器の取替えで済むとのことだった。

打合せは30分ほどで済み、出していただいたお茶を飲みながら庭を眺めていてまず気づいたのは、写真右手の夏みかん。下の拡大写真のようにたくさんの実がなっているのに驚くと、こんなにたくさんなったのは初めてで、昨夏にはたくさんの花が咲いて、花の香りもすごかったんですよとお母様からお聴きした。常緑の垣根の向こうは家庭菜園だが、さびしいので桜を数本植えたものの冬は裸になって少々殺風景ななか、夏みかんの実のだいだい色がとても鮮やかで美しかった。実の景色というもののよさを初めて実感できた次第。
2017-01夏みかん

次に地面のコケが話題になり、なかなか美しいが自分の記憶にはなかったので驚かされた。ここは時々、2階のご子息の住まいには食事にご招待していただいたりして数年ごとには行っているので、今日、折々の記録写真で見ると、竣工が2005年だが2007年まではほとんど目立たず、2009年になって確かにコケの存在が分かる。それでも薄くてまだら、面積も現在の半分くらいだろうか。

建替えだったから、昔の家の庭のこともお聞きしたが、やはりコケが生えていたもののゼニゴケばっかりでしたとのこと。菜園もされているお父様によると、今はそれは見つけたら取っていますとのことで、やはりそれなりに丹精の代物であり、部分的に見ると苔寺みたいになめらかで美しいと思った印象も間違いではなかったようだ。

紅葉の写真

この前書いた今年の紅葉の写真をアップしておこう。月曜日の写真。全て事務所裏の真田山公園のものだ。

2016紅葉-03
上は少し暗いが今年のベストショットだと思う。写真で分かってもらえるか分からないが、このサクラの紅葉がいつにもまして美しく本当にため息の出るような色合いだった。前回写真を撮れなくて惜しかったと書いたのはこの景色だ。

2016紅葉-02
上は、同じサクラの事務所からの写真。地面に落ちた枯葉の色合いがよく見えて、これもなかなかのものだった。修正時に少し露出を上げすぎたかもしれない。右に見えるサクラにはさまれた木はイチョウだが、これは毎年遅く、まだぜんぜん黄色くなっていない。

2016紅葉-01
上の最後のは、同じ公園の最上段の景色。ここのイチョウは見事な黄色に染まっていてすばらしかった。でも地面が何とも豪華な紅葉のじゅうたんになっていて、感嘆しながら歩いていた。