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松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

事務所前の桜

前の桜2021
またかなり久しぶりになりました。

でもコロナは相変わらずで終わりには程遠く、昨日は大阪で300人に増えた。
やはり春になって人出も増え、おまけに今日は晴れで桜は満開。
あす日曜の天気は悪そうだから、今日の感染者は何人になるだろうか。

まあわたしは仕事で事務所に出てきたが、机の目の前に見えている桜が見事。
ちょうど太陽の光がうまくあたったので、写真を撮った。
でも写真で見ると、それほど良くは見えないのが残念。
カメラマンが下手なのでどうかご容赦を。

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今年の花

2018-03-23 13

撮りためていた今年の花の写真をアップします。ただ機会がなくて遅くなってしまい最初の五枚は先月末のものだ。まず上はこの前書いたミツマタだが、数日後、花が全面的に開いたのであらためて撮った。でも本当に不思議な形の花だと思う。

続けて下の二枚はアセビで、両方自分が手がけた建物に植えたもの。二枚目は珍しいピンクの花で、忘れてしまっていて驚かされた。

2018-03-21 13

2018-03-20 17

次ぎはサクラで、事務所の窓から撮ったもの。ソメイヨシノだが、3階の位置がちょうどよく見事な眺めだった。
2018-03-30 11

次ぎは同じころにとった真田山公園の中段の桃の花。今年は家内がひな人形を旧暦でと、まだ飾っていたが、確かに一月ずらすとちょうど桃が花盛りになるわけだと思った次第。

2018-03-23 12

下の最後は昨日の夜、帰るときに撮ったもの。隣の住 真田山。先日、植栽の補修工事をしたばかりだが、燈篭右に新たに植えたキリシマツツジがきれいに咲いて、微風に揺れるモミジの新緑もすばらしくて近くに寄って写真におさめた。キリシマは脇にも当初からのがもう1本あるが、花はなし。やはり日光が足りないのだろう。これも植えたときは見事な花をつけていたのだが。

2018-04-13 21



ミツマタとブナ

住真田山201803-2

早いもので竣工してからもう3年近く経ってしまったが、事務所隣の「住 真田山(じゅうさなだやま)」で、先日やった植栽工事の報告。

昨年の夏はかなりの猛暑だったが、そのせいなのか、9階の坪庭に植えた高木のヤマボウシが枯れた。2年以上になるので、植栽工事の山中三方園の社長も不思議で、土中のウイルス説を言い出し、土の総入れ替えを提案されたが、見積りをとるとやはりかなりお金がかかる。ではまず本当にそうなのかどうか試験所で調べてもらえないかと頼んだら、結果はNO。でも枯れているのは事実なので植え替えはすることになり、ついでに?1階の中庭などで一部枯れて景色が悪くなっているところの手直しも合わせてすることになったのだった。

冒頭の写真は、以前もこの露地脇に植えていて枯れてしまったミツマタを新しく植えたもの。ただもっと奥にあったのを、今回は少しは明るい道路から入ってすぐのところにした。植えたときはつぼみ状態だったが、昨日見ると花が開いてきていて、あまりの可憐さに感動して撮った写真。

住真田山201803-1

上は、写真が悪いが数本植え替えた現在の中庭。右に茶色の枯葉をつけている木があるが、これもその1本で、なんとブナの木!山に登ると高いところで時々見ることができるが、大阪だと金剛山の頂上付近には群落があるものの、有名な白神山地など東北や北海道ならともかく、それ以南では高山にしかない。三方園が山で見つけてきたものらしいが、確かめると、着くかどうかは分かりまへんが、数年はもちまっしゃろとのこと。ブナだけでなくガマズミにツリバナマユミと一体になった株なのも面白く、施主にはリスクも説明した上で了解をいただいた次第。さてどうなるか。また機会があれば報告しよう。

難波の宮の茸

今朝のウォーキングで見たキノコ。大阪城公園を出て難波の宮に北東の隅から入ったとたん、草原のはしに白いキノコがころがっているのが見えた。これは生えているというより落ちているというような感じだったが、立ち止まってよくみるとあたりに同じようなのがたくさん生えている。はじめのは、誰かに蹴られたかして地面からとんでしまったのだろう。

難波の宮の茸

写真はその中でも一番見事なやつで、これだけは大きくカサが開いていた。直径10センチ以上あったからでかい。でもキノコが生えていたのはその一画だけ。難波の宮を横断したがほかには見なかった。また今までにキノコなんかここで見たこともなかった。

草原の緑に真っ白の姿はとても目立つ。違和感があるくらいだ。多少不気味な感じさえある。でも何のためにこんな姿をしているかと考えると不思議。派手な姿で何の(誰の)気を引こうとしているのだろうか。

まあ私はもちろん食べようとは思わないし、食用になるのかどうか知らないが、もし自分が縄文人なら試してみたい気にはなるだろう。そういえばマツタケといい、キノコは秋の味覚だったかと考えていると季節感が一気に押し寄せてきた。小さな発見にすぎないが、こういうのもなかなか楽しい経験だ。

ランタナの花

ランタナ2017初夏
体調を少し崩したのと忙しいのもあって、先月は少し休んでいたが久しぶりに出かけた今週のウォーキングで撮った写真。多分ランタナという花だと思うが、こんなかさ高いのは初めて見た。大体低木というか潅木というような感じだし、初めはいまごろ何の花だろうと思ったのだが、ランタナと分かってびっくりした。もちろん注目したのは花がなかなか見事だったからで、今までわたしはランタナの花はあまり好きではなかったのでよけいに驚いた次第。初めてランタナの花を麗しいと思ったと感動して写真を撮った。

初めて知ったのはもう10年以上前になるだろうか。八尾の植木屋さんに植栽の選定に出向いたのだが、そのときに事務所の前に咲いていたこれと、もう一種類のと二つとも初めてで、社長に聞いても奥さんか誰かが買ってきた鉢植えで、名前も分からない。まあそこは植木屋さんの地元で、村中の種苗店へ一緒に行って聞いてくれた。それでこのランタナともう一つはデュランタ-タカラヅカという華麗な名前だと教えてもらったのだった。

確かにもう一つは名前にふさわしい華麗な花でいっぺんに好きになった。ランタナはそのときもイマイチではあったが珍しくて名前は記憶に残った。いつものようにすぐに忘れてしまうかと思ったが、前者はそれからしばらくして町中で通りすがりに鉢植えを見たのと、ランタナは大学などあちこちに植えられて講義でもとりあげたから覚えたのだ。

まあタカラヅカは造園植物としてはほとんど見ない。美しく繊細なだけに地植えでは他の植物に負けてしまうのだろう。対してランタナは、とにかく花期が長く初夏から年末くらいまで咲いているし、強いからかあちこちで見る、最近では近くの公園でも咲いている。でもこの写真のようなのではなくいつものやつだが。