
体調を少し崩したのと忙しいのもあって、先月は少し休んでいたが久しぶりに出かけた今週のウォーキングで撮った写真。多分ランタナという花だと思うが、こんなかさ高いのは初めて見た。大体低木というか潅木というような感じだし、初めはいまごろ何の花だろうと思ったのだが、ランタナと分かってびっくりした。もちろん注目したのは花がなかなか見事だったからで、今までわたしはランタナの花はあまり好きではなかったのでよけいに驚いた次第。初めてランタナの花を麗しいと思ったと感動して写真を撮った。
初めて知ったのはもう10年以上前になるだろうか。八尾の植木屋さんに植栽の選定に出向いたのだが、そのときに事務所の前に咲いていたこれと、もう一種類のと二つとも初めてで、社長に聞いても奥さんか誰かが買ってきた鉢植えで、名前も分からない。まあそこは植木屋さんの地元で、村中の種苗店へ一緒に行って聞いてくれた。それでこのランタナともう一つはデュランタ-タカラヅカという華麗な名前だと教えてもらったのだった。
確かにもう一つは名前にふさわしい華麗な花でいっぺんに好きになった。ランタナはそのときもイマイチではあったが珍しくて名前は記憶に残った。いつものようにすぐに忘れてしまうかと思ったが、前者はそれからしばらくして町中で通りすがりに鉢植えを見たのと、ランタナは大学などあちこちに植えられて講義でもとりあげたから覚えたのだ。
まあタカラヅカは造園植物としてはほとんど見ない。美しく繊細なだけに地植えでは他の植物に負けてしまうのだろう。対してランタナは、とにかく花期が長く初夏から年末くらいまで咲いているし、強いからかあちこちで見る、最近では近くの公園でも咲いている。でもこの写真のようなのではなくいつものやつだが。