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松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

紅葉と黄葉

またまた久しぶりに書いてみます。
最初は、このまえの連休に参加したボーイスカウトのキャンプの写真。今回は二泊三日で、場所は大阪府和泉大津市にある信太山野外活動センター。昔、息子が行ったときの写真は見たことがあったが、自分が行くのは今年が初めて(実は9月にも行った)。前回も含めて行きは車だったが、意外に近いのに驚かされた。ドア・トゥ・ドアで30分ほどで着いてしまったのだ。

最近はこういう場所もなかなか管理がうるさくて、薪も買わせられたりするが、ここは間伐した丸太があちこちに放ってあり、自由に使ってよいようで、年配の団委員は電動のこぎりまで持参して、ファイアー用の薪などを作っていた。

行った日(23日)から少し冷え込み、その夜はかなり寒さが厳しかった。早朝6時に朝の食事材料の配給だったが、寒くてよく寝られなかった人も何人かいたようだ。私も1時過ぎに寝袋に入ったものの、一時間ほどであまりの寒さに目が覚めた。いったん起きてトイレに行ってから、持っていった衣服を全て出して着込んだ次第。朝起きるとテントの霜が凍っていた。

写真は翌朝の朝礼の模様。脇の大きな木は紅葉が見事で樹形もきれい。なんだろうとあとで近寄って見るとハゼノキだった
信太山野外活動センター

次の写真は、今日の昼休みに裏の真田山公園に散歩に行ったときの写真。携帯電話のカメラで撮ったもの。黄葉ではイチョウやケヤキ。紅葉ではムクノキ、サクラ、ケヤキ、あとここにはないがモミジやサルスベリなど本当に華やかな景色だった。その中でも、サクラの紅葉は、鮮やかさには欠けるものの色調がやさしい上に、色も一定ではなくてさまざまなトーンが混じりあっており、何とも言えない風情があってすばらしかった。
真田山公園1128

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11月になった

あっという間に11月になってしまった。10月は何回か下書きは書いていたが、あわただしい日々が続いて、結局ここに書きこむ気持ちにまではなれなかった。本来の仕事の忙しさならよいのだが、現場が一つ始まり近隣問題が持ち上がっていさかか苦労させられたのが大きい。最後はとても円満なかたちで無事おさまったが、気分的にこういうのは跡をひくものだ。

ということで心機一転、今月からは新たな仕事や展開にも意欲的に取り組んでいきたいと思っている。それに合わせここで少しずつでも文章で表現していきたいが、今日はとりあえずそのためのメモを書いておこうと思う。

仕事では、数年前から「高気密高断熱」についてが自分の中での大きなテーマの一つになっている。まあざっけなく言えば技術的な問題ではあるし即物的かもしれないが、環境問題も今春あたりからマスコミも目の色を変えて取り上げだした。そうなれば、こちらもある程度の経験を積んできたという自負もあるので、そろそろ自分なりの考えや感想もまとめて書いておきたいと思っている。まずこれが一つ。

あと奈良でやった仕事の縁で「宗教」についても考える機会が出てきた。本当に惜しくも今夏、尊敬していたユング心理学の権威、河合隼雄氏が亡くなったが、宗教も含めた心の問題は、ずっと前から興味を持って考えているところでもある。まあ学者ではないのでアカデミックな語り口などとうていできないが、庶民的なスタンスから宗教や心の問題などについても何か書いてみることができれば思っている。ちなみに事務所の所在も大阪市天王寺区なので聖徳太子のご縁もあって、きっと多少のお力添えもあるだろうと気楽なことを考えているような次第。