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松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

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真田山公園のコデマリ

数日前に裏の真田山公園を歩いたら、コデマリが咲いていた。で、昨日その写真を撮ったのでUPしておきます。
近くのコデマリ-2

やっぱり記憶どおりの場所だった。でも少しずつ手が入っているようで去年に比べて回りが片付いているような感じ。ただ、こんなに遅かったかなと意外だった。すでに少し離れたところのユキヤナギは花が落ちて完全に緑一色。他でも満開のをいくつか見たので、ここだけが遅いわけでもないようだ。

でも自分の好みとしてはこんな風に寄せ植えではない方がよいと思う。確かに贅沢ではあるかもしれないが、他の緑に紛れた中に、春になって鮮やかに出てくる方が野趣もあり、より華麗に見えると思うのだが。

でもサクラ以来の花盛りは続いていて、写真にもあるヤマブキはまだ咲き始めだが、シャガはずっと咲いているし、タンポポもたくさんあった。ツツジもこれはたくさんあるのですでに満開のところもあった。フジもそろそろだろう。
近くのコデマリ

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竹の子掘り 拾遺

先日の竹の子掘りがとても楽しい一日でまだ余韻が残っており、とりとめないかもしれないが補足で少し書いてみたい。

昼食のあと、スカウトたちはリーダーと一緒に運動場に遊びに行ったが、裏方は食事の後片付けに追われた。とくに竹の子ご飯は、きれいに売り切れたのはうれしかったのだが、炊いた釜にはおこげが底にみごとなほどびっしりついていた。さすがにそれを見て一同途方にくれた次第。だが落ち込んでいても仕方がないので気を取り直し、水を入れて炊いてみればということになった。湯が沸いてからシャモジでゆっくり底をこすって落としていたら、みるみる中は真っ黒な汁状態。まるで魔女の鍋のようになった。それからおそるおそる水の使えるところまで移動して、残飯類をザルでこしながら汁を捨てたが、まだまだ底は真っ黒。ナイフとかの金物でこそぎ落とそうとしたがなかなか落ちてくれない。そんな作業を小一時間もやっていたか。

さて、なぜこんなことをこんなに細かく書いてきたかということについて。その作業をしながらの途中だったが、なんでこんなことをしていることが、こんなにも楽しくて、そしてこんなにまで幸福な気持ちになるんだろうというかなり強い感動に突然おそわれたのだ。そしてそれからしばらくの間は、そのことがとても不思議に思えてしかたがなかった。あまりの好天だったからなのかもしれない。陽光が流れる水にきらきら光っていた。

まあとにかくボランティアもいいもんだと思ったのは確かだ。あとその日はカブ隊だから子どもたちもまだ小学校の中学年。いわゆる「ツ離れ」前後の年代だ。もう自分の子どもたちのことなど忘れそうになっているから、久しぶりに小さい子どもたちの「ささやくような」話声を聞いて何とも言えない気持ちになった。はしゃいでいるときの声とは違って、あたかも深海にいるようにひっそりとして、つぶやくように言葉が出てくる。それこそ内容は他愛もないことばかりだが、言葉の出てくる場所の深さなのだろうか、そのまわりをとりまいている水中の静謐さのようなものを感じて、こちらの方が心が洗われ癒されるような思いがしたのだった

竹の子掘り

竹の子堀りに行ってきた。場所は箕面市にある関電の施設の敷地を利用させていただいた。前日までくもりの予報だったが、朝出かけるとすでに好天で、気温も上がって暖かい絶好の日よりとなった。いつものボーイスカウト活動だが、今回はカブスカウト隊の活動にお付き合い。実は前日の夜も月一回で恒例の団内の合同委員会で、これも恒例の飲み会が続いてあって結局午前様となり、翌朝は六時台に起きなければならず二つ目覚ましをかけて寝た。

今回は二団合同とはいうものの、主催は完全に向うの団。あちらはビーバー隊からベンチャー隊までフル参加で、人数も圧倒されたが、下準備などもみんなお世話になってしまい恐縮した次第だった。
竹の子掘りだぞ!

上は掘り終わっての記念写真。わが団のスカウトたちも大半が見事な竹の子を抱えてご満悦で帰ってきた。その写真も撮ったが、これは小さいのに持ち替えて最後に撮った面白写真。隊長にのせられてはしゃぎながらやっていたようだが、ちょっと意味不明か・・・。

まあこちらは裏方なので行ってからはずっと昼ご飯の用意に追われ、竹やぶの現場はちょっと様子を見に行っただけ。竹の林立する薄暗い空間に、子どもたちの「あった!」という叫び声があちこちに響いていた。昼食は、あちらの団の関係者がこの施設におられるので、その方から数日前に届いた竹の子を団ですでに調理してあって、それを使っての竹の子ご飯と竹の子のスマシ汁。総勢70人の大部隊だったので、竹の子ご飯は大きな釜を二つ使って、7升炊いた。まったく竹の子三昧の一日であった。

裏方の役得で、調理の合間に「焼き竹の子」を試した。ただそのやり方が、先を切って縦にスジ切りするとか、焼き芋のように直火でそのまま焼けばよいのだとか・・・とにかく諸説紛々。時間もあり材料も豊富だったのでみんな試したが、最後のころにやった先の方の柔らかいところの薄く重なって巻いているのを外から十分火を通したのは、なかなか絶品で、一枚ずつはがして醤油につけて食べたが、本当に「竹の子のさしみ」ともいうべき味であった。

如庵と明治村

昨日、愛知県は犬山まで行ってきた。誘ってくれたマルフジ建築研究所の藤原君をはじめ総勢5人が近鉄鶴橋駅で朝8時に集合、近鉄特急に乗り込んだ。天候もよくて、榛原を過ぎたあたりの山中にはまだ満開の桜がたくさん残っていて、ある場所ではうす緑色の山の柔らかい新緑の中に、それらがあちこちに浮かび出て本当に夢のような光景だった。

名古屋で名鉄に乗り換え犬山遊園へ。ここで今日のもう一人のメンバーで作家(まだあまり有名でないが)のM君と落ち合う。藤原君の友人で岐阜に住んでいるとのこと。一枚目の写真は犬山遊園駅を降りて歩き出したばかりに撮った春の木曽川。春らしく少しかすみがかかった好天で、ゆったりした大きな水の流れを眺めていると、心までゆるやかに広がっていくような思いにつつまれた。

(追記:写真では動きがないので、「ゆったり」とか「ゆるやか」という感じが出ていないのが残念。それなりに考えて撮ったつもりなのだが、やっぱり腕なんだなと思った次第。)
春の木曽川

旅の第一の目的は有名な茶室「如庵(じょあん)」を訪ねることだった。もちろん職業柄名前は知っていたが、茶室で国宝は三つしかなく、一つは利休の妙喜庵「待庵(たいあん)」で、あと大徳寺の「密庵(みったん)」席、そして残る一つがここで、そうか国宝であったと説明を聞いて思い出した。実は、誘われて話しにのったものの、正直あまり期待していなかったのだ。三つのうち「待庵」を訪ねたことがあるが、中には入れてもらえず外からのぞくだけだったので、ぜんぜん空間体験にはならず実物模計を見ているようなもので、いまだに「待庵」がすばらしいと言われても正直自分としてはまったくピンとこない。だから今回もそんなぐあいで、単に実物を目にするという程度にしか思っていなかった。

ところが、今回は予想に反して席に座ることができた。でその結果どうなったか、ちょっと大げさかもしれないが驚嘆したと言っていいだろう。今でもまだその余韻が十分残っている。その内容をひと言でいうとすると「光」だった。こんな茶室があるとは!と思った。茶室で感動するのは生まれて初めての経験だし、まったくなんでこんなことになるんやという感じで、書き出すときりがなくなりそうなのでやめるが、その興奮は今でも続いている。
如庵-2

如庵-1

上の二枚の写真は、外から眺めているときに中に誰もいなかったので、そっとカメラを差し込んで撮ったもの。本当はいけないのかもしれないが、もちろんフラッシュは使っておらず、おかげで少しブレてしまった。下は左が本体の正伝院書院で中央あたり緑のかげに「如庵」が見えている。名鉄資本の管理だからだろう、庭の状態もすばらしかった。さっきの興奮にあおられていて、行く前はあまり撮るつもりもなかったのに、植栽や敷石などの写真をとりまくった。
正伝院の庭

興奮さめやらぬまま「如庵」のある「有楽苑」を後にして、近くの犬山城で昼食後、次の目的地「明治村」へ。
タクシーを北口につけてもらってとりあえずライトの帝国ホテルへ。予算も潤沢にあったのだろう、密度も濃くて、さすがにすばらしかった。後輩たちがとくに感動していた様子だった。その正面の写真。
ライトの帝国ホテル

次は園内を走る京都市電。あたり一面新緑と満開の花の中、何やらなつかしいような景色で思わずシャッターを切った。あわてたのでちょっとブレてしまったのが残念。手前はハナモモか。奥はあちこちにたくさん咲いていたミツバツツジだろう。さすがにサクラは散っていた。
明治村の京都市電

下は最後に行った森鴎外と夏目漱石が住んだという住宅の写真。昔の住まいが近代的に少し変わりつつような間取りで、それが面白く、また最近漱石を読んで感動したことがあったという事情もあり、皆が先に行ったあともわたしだけは残ってしばらく時間を忘れていた。
森鴎外と夏目漱石の住まい

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こでまり

先週末に行った京都の行きつけの店、先斗町は「ひろ作」に飾ってあった活け花の写真。

入ってすぐ、やあコデマリだ、と思ってシャッターを切った。30歳を過ぎたころ名前を知ってから、わたしのずっと好きな花だ。清楚で上品な白い花なのだが、それなのに華麗で豪奢な感じがするというところが何とも言えない。まあ、見る人によって感じ方は違うだろうが、こちらの気分によっては妖艶にさえ見えたりする。今年初めてお目にかかる彼女の白い花だった。そういえば、事務所裏の公園にもあったはずだが、今年は花を目にしていない。この前書いた記事のユキヤナギの少し離れた隣にあったはずなのだが・・・。

あとは何だろう。真ん中はツツジだろう。ヤマツツジにしては花が大きいが、花びらのほだけた感じに野生の雰囲気がある。確かにここは千年の都、京都のど真ん中なのだから、一見なにげなくて実はどんなに凝ったものがあっても不思議ではないのだと思う。右下のは・・・ちょっと分からない。
ひろ作の花

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