松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

地下のある家

事務所のホームページに住宅をアップしました。「地下のある家」。やはりブラウザによって少し見え方に差があり、まだまだ完璧ではないと思います。今回は、写真小窓の切替矢印は省いてみました。これらに関するご意見、ご指摘はもちろんですが、この住まいや建築に対する率直なご感想などありましたら、お聞かせいただけますととてもうれしく思います。

以下、住宅の紹介文を引用しておきます(平面図ページ上部の「まずはここを・・・」というところをクリックして出てくる文章とほぼ同じもの)。
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施主は省エネルギーにとても関心が高く、当初から次世代省エネ基準を満たす高気密高断熱型の住宅として考えました。ただ機能的・設備的な要望も数多く、その取捨選択にかなり手間取りました。設計者としては空間デザインをどうするかが重要ですが、それ以前に機能的な室配置や機器の扱い、予算調整に難渋し、当初からの予定通りのスケジュールではあったのですが、本格的に基本設計を始めてから、計画がまとまるまでに、まる一年以上を費やしました。

計画のコンセプトとしましては、主棟の北側に「竹の庭」を、地階から2階まで、垂直に3層をつなぐ外部空間として造型する考えが核となっています。基本計画中に幾度もプランは変遷しましたが、ここの考えは最後まで変わらず、これにより各階の北側にも焦点ができて、住まいの中心である1階の広間(LD)も、南北に開く伸び伸びとして気持ちのよい空間にできたと思います。

要望が豊富なわりには予想外に予算が厳しかったのですが、じっくりと考える時間はいただけたので、かなりのところまで詰めることができて施主の満足度も高く、苦労したかいはあったようです。

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