
今日もまた寒い一日だった。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があって、毎年、本当にそうだと感心するのだが、今年は、関西の春を告げる「お水取り」はもちろん、彼岸まで終わったのにどういうことだろう。今日は仕事で朝から千里まで行っていたが、雪がちらついた。地震に震え上がった人々の心が、今なお上空に凍てついているかのようだ。福島の原発はまだまだ予断を許さないような状況だし、汚染の進行も底がしれない。TVでも震災関連は辛いニュースが多い。
下は今朝の電車の中で、久しぶりに開いた岩波新書の「芭蕉句抄」で心にしみた句。これがこんなにひびくときが来るとは本当に思ってもみなかった。「子におくれたる人の本(もと)にて」という前書きがついている。
しほれふすや世はさかさまの雪の竹
でもその中で、静かにしかし確かに春は始まっている。朝のウォーキングでは、ユキヤナギ、モクレン、ジンチョウゲなどはいつのまにか満開に近い。下は今朝、千里で撮った写真だが、おそらくモモの花だろう。空の青色が目にしみるようだった。

下は今朝の電車の中で、久しぶりに開いた岩波新書の「芭蕉句抄」で心にしみた句。これがこんなにひびくときが来るとは本当に思ってもみなかった。「子におくれたる人の本(もと)にて」という前書きがついている。
しほれふすや世はさかさまの雪の竹
でもその中で、静かにしかし確かに春は始まっている。朝のウォーキングでは、ユキヤナギ、モクレン、ジンチョウゲなどはいつのまにか満開に近い。下は今朝、千里で撮った写真だが、おそらくモモの花だろう。空の青色が目にしみるようだった。

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