
GW前半、4月29日から5月1日にかけて二泊三日であったボーイ隊のキャンプに参加してきた。自分にとっては昨秋の生駒以来で久しぶりのキャンプ。場所は「吹田市自然体験交流センター」。こういう府内の市の施設はたくさんあってよく利用するが、市の名前がついていても実際の場所は兵庫県の山間部や滋賀県の湖畔などにある場合が多い。でもここは珍しく名前どおりで、吹田市内の藤白台にある。阪急千里線の終点北千里駅から徒歩圏内のところだから、当初はこんなところにという感じで少しとまどった。

私は先発隊で、装備を積んだトラックで先に行ったが、スカウトたちはサイクリングで、2時間強かかったか。施設の人の説明では、まだ千里ニュータウンの開発が始まる前、昭和32年の設立だそうで、あたりはまだ一面の竹林だったそうだ。今からはとても想像できないが、敷地内には当時の竹林の面影が色濃く残っている。
このところ忙しいのもあって、前日遅くまで仕事で、早朝の集合だったから、疲れもたまっていたのだろう。一泊目の明け方が結構冷え込み、風邪を引いてしまった。だから二日目三日目はかなり体がだるくて動作も鈍く、頭はずっとボーっとしていた。風邪とは思ったものの、寒気はしないし熱はないと思っていたが、帰宅してから計るとやはり微熱があった。自分にとっては、初めてと言っていいくらいのかなりきついキャンプになった。やはり健康が何よりだ。

さてわれわれのいたサイトも大半が竹林で、季節柄あちこちに顔を出している竹の子や、生えている竹も切り放題ということで、竹林へ入って自分で材料から調達し、水鉄砲を作ったり、竹の幹を釜にしてご飯を炊き、さらにはサケの蒸し焼きを作ったりと、なかなか盛りだくさんの竹づくしのプログラムで、スカウトたちも楽しそうだった。私も合間にいくつか竹細工をした。
今回は三団の合同で、スカウトも20名以上いて五班に分かれての活動だったが、やはりこれくらいになると、班同士で競いあう意識も出てきて、朝の点検を求めて隊長を呼ぶ「班コール」も元気一杯。それも勢いがついてか何回も繰り返し、女性スカウトも増えてきたので声もかれんで、遠くで聞いているとあたかも鳥のさえずりのようでもあり、私にとってはとても印象的だった。

施設の本館は吹田市のある団の本部にもなっていて、サイトの「開発」にもボーイスカウトの団が協力しているそうだ。そのせいもあるのか、都市部に近いこんな場所だと、設備が整いすぎていて、カブ隊ならともかくボーイ隊以上となるとかえって物足りないようなことになるのだが、ここはそんなことはないのがとてもよかった。
あとは余談になるが、下は敷地内の高原の野原のように仕立てた広場にあったポプラの樹林。ポプラは、小学校の教科書に葉っぱの図が載っていたような記憶もあり、われわれにとっては比較的なじみのある名前だが、最近はあまりみかけなくなったように思う。近くの公園にもないし、散歩していて久しぶりに見事な木だなと思って写真に撮ったが、あとで施設の案内地図を見ると、ここだけは「ポプラの林」とわざわざ書いてあった。大切に育てられているのだろう。大らかで何ともさわやかな新緑の景色になっていた。


私は先発隊で、装備を積んだトラックで先に行ったが、スカウトたちはサイクリングで、2時間強かかったか。施設の人の説明では、まだ千里ニュータウンの開発が始まる前、昭和32年の設立だそうで、あたりはまだ一面の竹林だったそうだ。今からはとても想像できないが、敷地内には当時の竹林の面影が色濃く残っている。
このところ忙しいのもあって、前日遅くまで仕事で、早朝の集合だったから、疲れもたまっていたのだろう。一泊目の明け方が結構冷え込み、風邪を引いてしまった。だから二日目三日目はかなり体がだるくて動作も鈍く、頭はずっとボーっとしていた。風邪とは思ったものの、寒気はしないし熱はないと思っていたが、帰宅してから計るとやはり微熱があった。自分にとっては、初めてと言っていいくらいのかなりきついキャンプになった。やはり健康が何よりだ。

さてわれわれのいたサイトも大半が竹林で、季節柄あちこちに顔を出している竹の子や、生えている竹も切り放題ということで、竹林へ入って自分で材料から調達し、水鉄砲を作ったり、竹の幹を釜にしてご飯を炊き、さらにはサケの蒸し焼きを作ったりと、なかなか盛りだくさんの竹づくしのプログラムで、スカウトたちも楽しそうだった。私も合間にいくつか竹細工をした。
今回は三団の合同で、スカウトも20名以上いて五班に分かれての活動だったが、やはりこれくらいになると、班同士で競いあう意識も出てきて、朝の点検を求めて隊長を呼ぶ「班コール」も元気一杯。それも勢いがついてか何回も繰り返し、女性スカウトも増えてきたので声もかれんで、遠くで聞いているとあたかも鳥のさえずりのようでもあり、私にとってはとても印象的だった。

施設の本館は吹田市のある団の本部にもなっていて、サイトの「開発」にもボーイスカウトの団が協力しているそうだ。そのせいもあるのか、都市部に近いこんな場所だと、設備が整いすぎていて、カブ隊ならともかくボーイ隊以上となるとかえって物足りないようなことになるのだが、ここはそんなことはないのがとてもよかった。
あとは余談になるが、下は敷地内の高原の野原のように仕立てた広場にあったポプラの樹林。ポプラは、小学校の教科書に葉っぱの図が載っていたような記憶もあり、われわれにとっては比較的なじみのある名前だが、最近はあまりみかけなくなったように思う。近くの公園にもないし、散歩していて久しぶりに見事な木だなと思って写真に撮ったが、あとで施設の案内地図を見ると、ここだけは「ポプラの林」とわざわざ書いてあった。大切に育てられているのだろう。大らかで何ともさわやかな新緑の景色になっていた。

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