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松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

大阪城公園の鳥たちなど

今朝のウォーキングは久しぶりに冬のコースをとった。あまりいなかったが鳥たちの報告を少し。

まず東の外濠でカモの夫婦?を見た。それも護岸に上がっていてこういう景色は初めて。それなりに警戒心が強そうだし、冬の間にはこんな手すり際の、それも水から上がっていることなどなく、岸近くにさえあまりいなくて、いても近づくと逃げていったものだ。だからちょっとびっくりしたが、脇を通り抜けても逃げ出さなかったので足を止め、振り返って携帯で写真を撮った。

大阪城のカモ201605

今日の大阪の気温は最高29度の予報だったが、朝はまだ涼しく、暑くて上がったわけではないだろう。まあ水の中の方が涼しいとは思う.。でも冬に水に浮かんでいたときは、多分外よりは暖かかったのではないだろうか。何より近づいても逃げなかったのが驚きだった。彼らが北に向かわなかった理由は分からないが、ここに留まることにしたからには、人との付き合いにも多少慣れてきたということかもしれない。

あとは青屋門を入った東の内濠にはまったくおらず。玉造口を出たところの南の外濠でカワウが3羽。最初に見つけた2羽は夫婦のような感じで、1羽は石垣の裾にいてもう1羽はそのすぐ前で水を掻いていた。これは東向きの石垣のところで、朝は日光がまともに照らしているところ。羽根を乾かすにはもってこいの場所だ。ただ南面に回ってすぐの石垣裾にもう1羽いた。

でも春によく見たツグミなどの鳥は最近ほとんど見なくなった。たまにムクドリを見るくらいでスズメだけは多い。ただいつも体操をするところの桜林で、枝葉の中に小さなスズメくらいの鳥がいるのを見た。ほかにも何羽かいたようだが、見えた限りでは羽根に模様がなくスズメではなかったと思う。サクランボを食べに来ているのだろう。でも林のサクラはみなソメイヨシノだから自家受粉できないし、まともな実はつかないはずだが、近縁種の花粉で一応実ができるそうだ。

つまりソメイヨシノとしては挿し木でしか増やせないのだが、そのおかげで全国のソメイヨシノはみな同じDNAを持っている。だから桜前線を描く意味もあるわけだ。最後は鳥から余談にそれてしまった。

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外山雄三氏とプーランク

あと書いていなかったことをもう1つ追加しておこう。

先週の10日火曜日に大阪交響楽団の定期演奏会に行ってきたことだ。
指揮が外山雄三氏で、高名な方なので名前はよく知っているが指揮棒を持たれた実物を目にするのは初めて。だから興味しんしんで開演を待っていたが、85歳という年齢にもかかわらず、体力の衰えを感じさせないかくしゃくとした指揮ぶりはなかなかみごとだった。さらに当日がなんとお誕生日で、花束贈呈というサプライズまであって、記憶に残るようなすてきな演奏会だった。

曲は氏ご自身が作曲された「玄奥」に始まり、2曲目がプーランクのバレエ組曲「模範的な動物たち」。休憩をはさんでメインがベートーヴェンの第3番「英雄」。わたし自身は、あまり知らなかったプーランクを非常に面白く思いながら聴いた。最後の「英雄」はさすがと言いたいような聴き応えのあるしっかりした演奏だったが、少し硬かったろうか。

ハウジングデザイン賞受賞パーティ

ここを開くのは久しぶり。
何か今年になってから週末になると用事が入り、今月も続いている。それもあるが、このところフェイスブックにも投稿していて、写真と短文コメントで済むので、こちらに書くのは多少面倒と思うようになっていることもあるだろうか。

2016HD賞受賞祝01

この前の書き込み後、一番の出来事というと先月の23日土曜日にあった「住 真田山」の大阪市ハウジングデザイン賞の受賞を祝う会」だろう。招待客30人弱が午後6時に大川の屋形船に乗り込み、わたしも2時間あまりの川上の宴を本当に堪能させていただいた。施主の粋な発案で、施主のだるまや土地株式会社と施工したまこと建設の共催だが、私にとっても光栄で、忘れられないような夕べになった。写真はキッチン担当のモデーロが撮ってくれたものだが、そういえば2月にあった受賞式そのものについても結局ここには書けていない(今気がついた)。

2016HD賞受賞祝02

さて今月も、昨日は慶事で京都の下鴨神社あたりに出向いた。とても大事な行事だったので心配したが天候もよく、とくに遠方から来られた方々には何よりだった。今日も葵祭りを楽しまれたようで何よりの思い。続いて来週は奈良市の奥山、母方の里である田原地区まで法事に登る。運悪くも若くして亡くなったいとこの満中陰。慶事と法事が続いたのは自分にとって初めてだ。

再来週も場所は奈良だが、西ノ京あたりで地酒の会に誘われて参加する。これはまた報告できるかもしれない。