

昨日、久しぶりに訪れた東大阪のY邸の庭。IHの故障で、業者に同行しての取替えの相談だった。システムキッチン側にも、もしかして多少改修が必要になるかもしれないと危惧したので行ったのだが杞憂で、単に機器の取替えで済むとのことだった。
打合せは30分ほどで済み、出していただいたお茶を飲みながら庭を眺めていてまず気づいたのは、写真右手の夏みかん。下の拡大写真のようにたくさんの実がなっているのに驚くと、こんなにたくさんなったのは初めてで、昨夏にはたくさんの花が咲いて、花の香りもすごかったんですよとお母様からお聴きした。常緑の垣根の向こうは家庭菜園だが、さびしいので桜を数本植えたものの冬は裸になって少々殺風景ななか、夏みかんの実のだいだい色がとても鮮やかで美しかった。実の景色というもののよさを初めて実感できた次第。

次に地面のコケが話題になり、なかなか美しいが自分の記憶にはなかったので驚かされた。ここは時々、2階のご子息の住まいには食事にご招待していただいたりして数年ごとには行っているので、今日、折々の記録写真で見ると、竣工が2005年だが2007年まではほとんど目立たず、2009年になって確かにコケの存在が分かる。それでも薄くてまだら、面積も現在の半分くらいだろうか。
建替えだったから、昔の家の庭のこともお聞きしたが、やはりコケが生えていたもののゼニゴケばっかりでしたとのこと。菜園もされているお父様によると、今はそれは見つけたら取っていますとのことで、やはりそれなりに丹精の代物であり、部分的に見ると苔寺みたいになめらかで美しいと思った印象も間違いではなかったようだ。
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