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松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

クマザサ

久しぶりに連日外へ出かけたので書いておきます。二日がかりでUPする予定。
飛鳥園の熊笹

今日の写真は、昨日久しぶりに訪れた奈良の飛鳥園。今ごろの季節に来るのは、竣工後多分初めて。庭に入ると冬景色のクマザサが驚くほど素敵な景色を作っていて思わずシャッターを切った。

クマザサの葉の縁が白くなるのはもちろん知っていたが、どうやら真冬の景色は今まであまりていねいに見たことがなかったようだ。表情があまりに鮮やかで、よく日本画に描かれているこういう景色が、まったく誇張でも何でもなく、実際にはもっと美しいということがよく分かった次第。

まあクマザサはスキー場にもよくあったと思うので、見ているはずだが、おそらく広いゲレンデの片隅で、白く雪化粧した中に垣間見えるような場合だと、一面の雪の白色があまりに強烈で、一枚の葉の微細な景色にまでは目がいかないのだろう。笹の葉の緑とベージュがかった葉の縁の白との対比が、本当に何ともいえないくらい豊かで美しいと思い、しばらく見とれていた。

ちなみに手前右に見えるのは、歌人で書家の会津八一の歌碑。庭内に二つあるうちの一つ。塀の向うは奈良県が管理する吉城園(よしきえん)の庭。
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  コメント


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竹は・・・

太さから察するに、真竹か淡竹かと。
写真からも、見事さが伝わってきます。
明日の続きも楽しみにしております。

新平 | URL | 2008年02月08日(Fri)05:12 [EDIT]


ありがとう

ご教授ありがとう。淡竹は知らなかったので、今WEBで調べてみた。ハチクと読むんだね。筍も珍味で、尺八にも使うらしいから知っていたのかな。一つ勉強になりました。

この庭はもともと竹やぶだったところを切り開いて作ったのだが、一種類じゃなかったような記憶があるので真竹と淡竹が混じっていたのかもしれない。写真は景色に数本残したのが増えてきたもの。見えてないが確か孟宗竹も数本足したように思う。

これにちなんで、お互い今年はハチクの勢いといきたいものだ。

松田 | URL | 2008年02月08日(Fri)10:21 [EDIT]


ひとつだけコメント

淡竹は縦に割れやすく、尺八の製菅師は、どちらかというと、真竹を好んで使うそうです。
ともあれ、破竹の勢いで頑張りたい。

新平 | URL | 2008年02月08日(Fri)18:19 [EDIT]