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松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

枯葉のじゅうたん

昨日のキャンプは決行となった。朝9時前に集合場所の公園に行き、車に荷物を積んで近鉄の北生駒駅へと向かった。ここは最近新たにできた路線で、将来的には学研都市までつながっていく計画だが、この駅は昔からある奈良線の富雄駅をちょうど北上したあたり。ここからだと私市(きさいち)の頂上くろんど池のあたりまでずっとだらだら坂になっていて、それを自転車に乗ってサイクリングしようという企画。途中で買い物をしたりしていたので着いたときには、電車で来たスカウトたちはすでに食料品などの買い物も済ませて待っていた。

積んできた自転車を降ろしていよいよ出発。わたしもここからはスカウト達につきあった。でも私用に用意してくれていたのは遅れてくるリーダーのものだが、なんと電動自転車だった。まあせっかくスカウト活動につきあうのだし、荷物も彼らみたいに多くないので(防寒用にいろいろ入っているからか、彼らは後ろから見ると荷物しか見えないような状態だ)電源スイッチを入れずに行ってみることにした。意外にスムーズに動き、緊急時に備えるべき立場なので、へたばればやせ我慢せずにスイッチを入れるつもりだったが、結局そのまま何とかキャンプ大阪まで乗り切ることができた。

下は途中の風景。このあたりは「茶筅(ちゃせん)の里」として全国的にも有名な地域で、山並によく見るような杉や桧の植林がほとんどないのがうれしい。今も残る常緑の緑色は竹やぶばかりで、すばらしい初冬の里山の景色を満喫しながら、ひたすらペダルを踏んだ。とくに山の紅葉が目の覚めるように見事な光景だったのだが、やはり写真では色調など写りきらないのが残念。
茶筅の里2008秋

下はキャンプ大阪の広場で撮った紅葉の景色。下に見えている白い建物が今回使った第一サイトにある研修室。この日はわれわれだけだったが、来週は三つあるサイトとも予約が入っているそうで、冬キャンプもさすがにボーイスカウトともなればあたり前のようだ。
キャンプ大阪の紅葉景色2008

着いたあとは、われわれはあまり大した仕事もなく、一人でしばらくサイト内を散策させてもらった。下の三枚はそのときに撮った写真。少し林に入るとあたりの地面は一面枯葉で、本当にふかふかのじゅうたん状態。しかも意外なくらいに明るく清らかで、まるで別世界の光景だった。
キャンプ大阪の枯葉林-1
キャンプ大阪の枯葉2008
キャンプ大阪の枯葉林-2

最後は今回使った第一サイトの広場の夕景。帰るちょっと前に撮った。白い研修室はさっきの写真にも写っていた建物。リーダー三人はこの中にテントを張って本部とし、スカウト達は左手の森の中のキャンプサイトにテントを張った。まだてんまつは聞いていないが、さてどんな夜になっただろうか。そしてまた、そこで彼らはどんな眠りについたのだろう。
第一キャンプサイトの夕景

私は午後4時ごろに車で北生駒駅まで送ってもらい、6時から梅田である赤垣会の会場へと向かった。そのことはまたあらためて。
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  コメント


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日本の四季は美しいです。
リビアやロシアを旅して、骨身にしみてそう思います。
私は、「偏狭なナショナリズム」とは無縁の人間と思っていましたが、こういった外地から日本の自然のこと思うと、何かそういう感情が湧きあがってしまうように思えます。

新平 | URL | 2008年12月23日(Tue)10:16 [EDIT]


ありがとう

コメントありがとう。
昔、司馬遼太郎がモンゴルの草原へ行って、咲いている花の色の鮮やかさに驚き、日本の色のくすんだのと比べて、ため息をつきながら感動していたのを思い出す。それは決して目の前の色の鮮やかなのを誉めていたのではなくて、日本人としての感覚をあらためてまじまじと体感できたということだったと思う。
掲示板のシベリアからの実況中継、とてもおもしろく読ませてもらっています。年内に帰ってくるようだから、あと少しだね。写真など楽しみにしています。

松田 | URL | 2008年12月23日(Tue)17:16 [EDIT]