FC2ブログ

松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

友ヶ島キャンプ2009

本来なら、順番としては奈良の古建築めぐりのことを書くべきだが、連休の二日から昨日まで二泊三日で、ボーイスカウトで和歌山県の友ヶ島へ行ってきたのでそれを先に書いておきます。

今回の催しは、ボーイ隊のスカウトたちがずっと前から念願していて、ようやく実現した無人島キャンプ。友ヶ島は和歌山県だが、淡路島との海峡に浮かぶまあ大きな島で、唯一の桟橋も淡路島側にあって、淡路島の方が近い。でもここに住民票のある人はなく、一応無人島と言ってもよいかもしれない。ただ民宿が一軒あり、ゴールデンウィークということもあって船は満杯、けっこうな人出だった。とはいえ定期船は定員120名で、日に5回ほど往復するだけだから、大きな島だがそれでも人口千人にもならなかったろう。

友ヶ島-1
上の一枚目は出港前の加太港の桟橋で、乗船前にあたりを「偵察」に行っているスカウトたち。ズームをきかしたカメラの位置がちょうど埠頭の床の高さのようで、足元に小さく見えているのはさらに向うの埠頭で釣っている人たち。この前の催しでガリバー役をやったが、まるで小人の国を散歩しているような格好で、おもしろい写真になった。

船は20分ほどで友ヶ島の野瀬港に着き、そこから歩いて10分ほどの、島の中央にあって一番大きい垂水キャンプ場を本部とし、そこに着いてすぐにテントとマーキーを張った。この日は風がすごく強くて、インスタントマーキーには補強のロープを何本も張った(下の左手奥にある)。ドームテントは山のふもとに張ったが、せっかくの芝生をはずれていて、寝るときはかなり背中が痛かった。そしてその日の夜は明け方まで強い風がやまず、久しぶりの寝袋だし、かなり寒くてなかなか寝付けなかった。
友ヶ島-2
上の写真は、翌日八時半の朝礼。できたサイトで国旗を上げて敬礼の場面だが、私も含め、ある年代には多少抵抗があるかもしれない。ナショナリズムに対しての強い警戒感を、若いころに受けた教育によって身にしみて持っている世代だ。話しがそれるが、昔、フランスへ行ったとき、着いた翌日がちょうど革命記念日で、ルーブル宮の横を歩きながら、上空をジェット戦闘機が編隊を組み、轟音をたててデモンストレーション飛行をやっているのを見た。変な話しだが、そのとき身の内にほとばしるような愛国心の高揚を感じ、自国である日本に対しては、屈折した哀れな関係しかもてないのをなぜなんだろうとしばらく考えた記憶がある。

閑話休題。
二日目はスカウトたちは島の北端の方へ行って釣りをして、それをおかずに昼食のはずだったが、フグ以外釣れず、かわいそうに塩ご飯だけになったそうだ。まあ、本部に残ったわれわれも釣りをしたが、午前中はやはりボウズだった。でも夕方にはアイナメとベラが二尾ほど釣れ、私は引っ掛けたものの棹を折られて逃げられたが、朝仕掛けた網袋にやはりタコがかかり、夕食にはそれらも食材になった。

友ヶ島-3
三日目は、リベンジ!とばかりスカウトたちの起床時間6時より早く、早朝5時に起きて渚に出かけ、私はベラを一尾釣り上げてきた。上はそれを熾き火で焼いているところ。岩塩をおもいっきりかけて焼き、団員三人でつまんで食べたがなかなかうまかった。

わたしと団委員長のT氏は、予定通り昨日、三日目の夕方で帰ったが、全体は四泊五日で明日が最終日。長丁場だが、彼らにとってどんなキャンプの思い出になるのだろうか。
スポンサーサイト

  コメント


管理者にだけコメントを閲覧させることができます