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松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

友ヶ島 拾遺

忘れないうちに奈良のことを書いておきたいが、その前にまだキャンプの余韻が残っているので今日もそのことを少し。

友ヶ島のたき火
写真はキャンプサイトで焚いていた火。一昨日の写真で魚を焼いていたところ。野生化した鹿という天然芝刈り機おかげで、サイトの地面は奈良公園のように見事な芝生だから、直火は禁止だ。その代わりに豆のような糞があちこちに散らばっている。

キャンプ二日目は、午前中桟橋まで釣りに出かけたが、午後からは私はサイトで留守番。その日はスカウトたちは朝から夕方までずっと島北端へ出かけたので、本部サイトで待機する団委員は暇で、釣り三昧だった。サイトに一人でいても手持ち無沙汰なので、何となく火をおこしてボーっと眺めていた。くべる木の枝はあたりにいっぱい落ちていて、しかも乾いているのでよく燃えた。たまに炎が消えて熾き火になっても、背後の山裾の落ち葉を手づかみで持ってきてくべると、強い海風にあおられてすぐに煙が立ち、しばらくすると自然に燃え出した。その日はそれから寝るまで一日中ずっと炎を眺めていたような感じ。

一日目に強かった風は少し弱まっていたが、海辺から絶え間なく吹き抜ける風は終日やまず、ずっと潮風の中ですごした。でもそれが意外に心地よくて、海沿いの地域にたくさんの療養所や保養所が建てられている理由を初めて実感することができた。

友ヶ島のくらげ
上は釣りをしているときに撮ったくらげ。いい感じの写真になったのでここに揚げることにした。彼らは渚では釣りの邪魔になるくらいたくさん見かけた。これは何という名前か知らないが、ほかには小型の水くらげもたくさんふわふわ浮いていた。

ちなみにボーイスカウト隊は現在2班構成だが、1班の名前は「クラゲ班」という。もう1班は「オオカミ班」で、どちらもスカウトたち自身で相談して決めた名前だが、たいていは勇猛な獣の名前だから、これで普通。地区の催しなんかで他の団の人たちには、クラゲ班なんて初めて聞くし、軟弱で変な名前と馬鹿にされたりしたこともあったようだ。でも私が最初に「クラゲ班」と聞いたときには、おもしろい名前をつけたものだと感心した覚えがある。そういうものに反応する時代になってきているとは感じるし、それをすくいとり、素直に名づけた感性をなかなかいいと思ったのだ。
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