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松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

トルコ旅行-アヤ・ソフィア

この6日から13日までトルコへ行ってきた。七泊八日の旅。今回はツアーの一員として行ったが、かなりの強行スケジュールで、さすがにヘトヘトになった。業界の招待旅行で同じような団体ツアーに参加したことはあって予想はしていたものの、旅行会社の企画ツアーに乗るのはこれが初めて。TVや写真で知っていたような景色を、かなり断片的に、眼前にフラッシュショットのように次から次へと詰め込まれるように見て回った。これではいつまで息が続くかなと思ったら、ちょうど旅の終わりになった。

われわれは9人というこじんまりしたチームだったが、一種のブームなのか、レストランやホテルでは他のツアーの日本人客で一杯。聞こえてくるのは日本語ばかり。一番多いときには、昼食のレストランの前に8台ものバスが停まっていた。みやげものの店へ入れば、トルコ顔の店員はみんな日本語で話しかけてくるし、あとはバスの中なのでもちろん日本語ばかり。おそらくこれからトルコ語を聞いたとしても、判別さえもできないだろう。

まあ最後にデジカメは壊れるしで、トラブルもあったが、それでも総括すればやはり思い切って行ってよかったと思う。天候にも恵まれた。何よりの収穫は(まあこれが私にとって、もともとの今回の旅の眼目だったが)、「アヤ・ソフィア」という、ローマ時代というよりヨーロッパ古代文明の最後を飾り、歴史上まばゆいほどに大きく輝く奇跡のような建築空間を実際に体験できたことだったと思う。大げさな修飾をしたが、これは行ってからの感想をかなり伴っているといってよい。旅行のほぼ初日に行ったのだが、その感動は旅の間も徐々にだが少しずつ、さらに大きくふくらんできて、どうやらいまだにそれは続いているようだ。
アヤ・ソフィア-1

スケールや規模だけなら、現代の技術をもってすれば、さして驚くようなものではないだろう。でも、それまでやそれからのはるかな歴史、書物による図面や建築の知識、さらに当時の工法や技術を多少なりとも知っていて実物を見ていると、いかに偉大で凄絶、空前絶後の建築物だということを強く感じて、本当に圧倒された。時間もなかったが、久しぶりに興奮して、あえぐように堂内を足早に歩き回った。
アヤ・ソフィア-2
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