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松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

三十三間堂の通し矢

早朝から京都へ行ってきた。本当は難波(なにわ)の宮で、大凧揚げというボーイスカウトの催しがあったのだが、そちらは急遽不参加とさせてもらった。目的は東山七条の蓮華王院、通称三十三間堂とよばれる所で催された「通し矢」を見ること。

私も名前は聞いた覚えはあるが、具体的にはよく知らなかったので昨日少しWEBで調べた。現在のは簡単にいえば、まあ新成人による大弓道大会。全国各地から2000人ほどの新成人の男女が集まり、本堂裏の砂利敷きの庭を使って行われる。

ブログでもたくさん記事が出ていて、かなり混雑することや、とくに女性は晴着に袴(はかま)をはき、さらに胸当てをつける。何と形容したらよいかとまどうが、とても華やかで艶っぽくさえあるが、同時にさっそうとしてなかなか凛々しいいでたちだ。「宝塚的」と言ってよいかもしれない。とにかく成人を祝う気分もあいまって、全体にかなり華やいだ雰囲気であることも分かった。

もう察しがついた方もいると思うが、実は自分の息子が今年成人式を迎え、大学では弓道部に入ったので、これに出場するのを見に行ったというわけだ。ただ、残念ながらトルコ旅行でデジカメを壊してしまい、買いなおす暇もなくてしかたなく娘のを借りて行ったが、コンパクト型で光学ズームもついていなかった。

予想通り観客場はすごい混雑だったが、少しずつ前へ出て何とか写真は撮れた。でも彼は、一番向こうの端から二番目の位置に立ったのでかなり遠くて、どこまで写っているか心もとない。まあ自分は、肉眼ではっきり見たのでそれでも十分だが、彼にとっては記念となるので、もしかすると少し残念かもしれない。会場などの写真は、PCへの取り込みが終わればまたあらためて。
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  コメント


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私も…

30年程前の話ですが、私の「いとこ」が、かの地で、「短大の二十歳の仲間と矢を射る」ということで、私は、カメラマンとして参場しました。
あれは、「遠的」なので、思い切り上に向けて発謝しないと、届かないようですね。
胸当ては、確かにセクシーだと思います。
しかし、あの回廊で「通し矢」が行われた話は、「凄い」の一言でして、現在まで続いて欲しいイベントだと思います。

新平 | URL | 2010年01月17日(Sun)21:40 [EDIT]


通し矢

最初が男子の部で、それが終わった午後から女子だったが、息子の組が終わったら場所を譲るために外へ出、そのまま帰ったので女子が射るところまでは見なかった。ただ控えのスペースで弓を張って準備してたり、たむろしている姿はたくさん見た。確かに女子だと力が弱いのでかなり上をねらわないといけないんだろうな。

でも成人を祝うのにふさわしい、強い緊張感と華やぎを同時にあわせ持ったすばらしい式典だね。文化人類学で言う「通過儀礼」の現代版としても通用する、みごとな催しだと思った。ちょっとうらやましい気さえしたが、立ち会えてよかったと思う。息子はさすがに疲れたのか、夕方帰ったらそのまま部屋に入って寝たそうだ

松田 | URL | 2010年01月18日(Mon)10:30 [EDIT]