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松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

冬山登山2010須磨アルプス

久しぶりにボーイスカウトの活動。今回は六甲の西端、通称、須磨アルプスというところへボーイ隊が行くのにつきあった。

もうかなり以前、まだ勤めていた頃だが、仕事でつきあいのある工務店のM社長が、昔エベレストへ登ったことがあるというので驚いたことがあった。まあこちらはまだ若く、仕事上のつきあいだしそんなに立ち入った話しは聞けなかったが、しばらくして、老後の準備のために六甲の縦走路に行ってきましたと余談に話されたことがあった。神戸市垂水区の塩屋駅近くで、設計した住宅の工事をしてもらったことがあったので、今から思うとそれにかこつけてのことだったかもしれない。

昨日の登山はまさにそのルートだった。JRで塩屋駅まで行き、そこから少し町中を川沿いに登って右手の細い住宅地の道へ入っていく。そしてその頃にやはり仕事の関係で訪れたこともあるなつかしい「少年の街」という児童養護施設の脇を通って最初のピーク旗振山へ。途中に「六甲縦走路→」と書かれた標識がいくつも出てきた。

昨日は雪はなかったが天候に恵まれ、このルートはあちこち眺望抜群で、旗振山は標高200m弱しかないが、正面には淡路島、左手には神戸から大阪湾の全貌と、はるか彼方には昨春行った友が島まで見え、右は明石海峡大橋の偉容を眼前に収めることができた。
鉄拐山から
そこから北東の234mの鉄拐山(てっかいさん?)まで山伝いに歩き、一旦高倉台という住宅地へ下りた。ここも元は山だったところで、崩してポートアイランドに土を運んだそうだ。ここで水を確保して次の栂野山(とがのおさん 274m)へ。山を崩したためか、登山路として続いてはいるがかなり乱暴で、鉄拐山から一気に下りるが、延々と続くコンクリートの細い階段。反対側でも「400階段」という異名までついた同じようなコンクリートの階段を一気に登らされた。

ようやく着いた栂野山頂上で昼食。この日は残念ながら車の別働隊がいないので、おにぎりと、持って行った灯油コンロでお湯を沸かしてラーメン。まあ何であれ、こういう時はとてもおいしいのだ。本当に何かに感謝したくなるくらいに。

須磨アルプス馬の背-1
そこからその日のピーク横尾山(312m)まで山伝いにすぐ。三角点を確認して東へ向かい、そのままいよいよクライマックスの「馬の背」へ。「ここからは注意してください」という看板が上っている。尾根の花崗岩が露出した状態で、なかなかすごい。かなり緊張する場面だが、入る前に上の記念写真を撮っていると、後ろから来た70歳は過ぎているだろうと思われるおばあちゃんが、背中を曲げ杖をついて何でもないようにトコトコと先に歩いて行く。みんな口には出さなかったがちょっと水を差された感じだった。まあおかげで肩の力が抜けた。

須磨アルプス馬の背-2
馬の背を抜け、反対側への注意看板を見つけて、ようやく終わったかとホッとする。あとは下りて帰るだけだ。六甲縦走をする人たちは次のピーク高倉山を目指すが、われわれはそのまま板宿の方へ下りた。それでもかなりのアップダウンがあったので、今日は足がかなり痛い。年をとると三日目になって出てくると聞いたことがあるが、確かに今まで翌日は大したことがなかった。明日はどうだろうか。
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