FC2ブログ

松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

トルコ旅行 断片-1

トルコ旅行についてもう少し書いておきたいのだが、何を書くか、なかなかまとまらない。とりあえず思いつくまま書き出してみよう。

今回の旅でもっとも印象的で感動したのは、すでに書いたアヤソフィアだが、実は飛行機がアリタリア航空で、往復ともイタリアのローマ空港でトランジットした。行きはスムーズな乗り継ぎでイスタンブールへ飛んだが、帰りはローマ空港で6時間ほどの余裕があった。事前に予定表で知っていたので、ローマも少し見たいなと思い、終着駅テルミニの駅前なら空港から直行の急行電車もあって時間も大丈夫だろうと、その付近の遺跡や寺院で何かないかと物色した。すると前のイタリア旅行のときにも見ていなかった、ミケランジェロがローマ時代の古代浴場を改装した教会があるのを知って、そこを見に行くことに決めた。
サンタマリア・デリ・アンジェリ-1

まあ出発前には、もし予定が順調ならというくらいの軽いノリだったが、幸運にも実際に訪れることができた。そしてこれが何ともすばらしかったのだ。アヤソフィアと同じローマ時代の建築が骨格だが、とにかくそのスケールにはあらためて圧倒された。でも行く前に調べている余裕もなく、現地で書いてあった説明文などもイタリア語でよく分からず、帰ってからもまだ調べていないので、ここで書くのはまだ無理だ。ただ自分は古代ギリシアの文化に比して、古代ローマ文明には今まで偏見というか、かなり軽く見ていたところがあったので、アヤソフィアとあいまって、自分にとっては本当にすばらしい経験をさせてもらえたと思う。目からうろこが落ちた。
サンタマリア・デリ・アンジェリ-2

帰ってから、とりあえず昔読んだ本でトルコというか「小アジア」のことに関連する本を引っぱり出してみた。わたしは昔からのギリシアファンだから、やはりその範疇のものばかり。トロイにも行ったので、まずはホメロスの「イリアス」や「オデュッセイア」、そしてヘロドトスの「歴史」、クセノポンの「アナバシス」が見つかった。

ただ以上の本はみんな古代ギリシアのものなので、アヤソフィアの時代には、すでにそれより千年以上昔の本ばかりだ。アヤソフィア自体も今から1500年ほど昔のものなので、それを考えていると、ちょっと気が遠くなるような思いを味わった。
スポンサーサイト

  コメント


管理者にだけコメントを閲覧させることができます
 

リビア

リビアにもローマ時代の広大な遺跡が数か所ありました。こちらは、イタリの植民地時代に発掘されたままの、ほとんど修復されないままの姿で残っています。
下の写真、確か、浴場の入り口だったと思う。

http://abc0120.net/words03/abc2009040104.html

炎天下のもと、半日ほっつき歩いたけど、全く飽きることがなかった。眼だけでも、松田さんをお連れしたかった。

新平 | URL | 2010年02月12日(Fri)16:21 [EDIT]


ローマ遺跡

またここに書くかもしれないが、ヘロドトスの「歴史」を読み返しはじめた。書き出しが小アジアからだったので、少し読んだら面白くなった。ペルシアの話しからカンビュセスのエジプト遠征の話になって、本格的にエジプトの話しが続いているが、リビアも隣地の名前としてよく出てくる。もし彼がリビアにまで行っていたら、そのうち詳しく出てくるだろうが。そのときはまた紹介します。

ローマ遺跡は、エフェソスでまとまって残っているのを見た。期待していたギリシア時代のはなかったが。まあ見事で華々しいが、できすぎていてかえって古い感じがしないくらいだ。古拙といえば500年以上あとのロマネスクなんかの方が雰囲気があって、思い遥かな感じがするね。文明のこっち側とその寸前ということかもしれない。でもリビアのはよく残っているようなのでぜひ見たいもんだ。写真でもないかしら?

松田 | URL | 2010年02月14日(Sun)14:09 [EDIT]


写真

写真ありますよ。
閑を見つけて、どこかにアップしてみましょう。

新平 | URL | 2010年02月14日(Sun)23:10 [EDIT]