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松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

蛍狩り

昨夜、高槻の摂津峡まで蛍(ホタル)を見に行って来た。ビーバー隊のお伴だから保護者も多いが、今回はスカウトの兄弟や、見学のために家族全員(6人)で参加された方もいて、総勢20人を超えていた。

JRで高槻駅まで行き、バスで上の口へ。15分ほど歩いて渓流のところへ出たのが7時20分くらいだったか。今調べると昨日の大阪の日没は7:08。すでに日没時刻を過ぎているが、やはり町の明かりが映って空はほんのりと明るい。一同持ってきたおにぎりの夜食をとりながら待つが、なかなか現れない。食べ終わり待ちきれなくなった子どもたちは、石を川に投げ込んだりして遊び始めた。この年代だと、そう長くは行儀よく待ってくれないのでまあしかたがない。

そのおかげで少し聞こえにくくなったが、、あたりで鳴いている河鹿(カジカ)ガエルの詠唱が何とも見事で、わたしは着いたときに気がついてからずっと聞きほれていた。ホタルが出てこなくても、これを聞けただけでも来たかいがあったと思ったくらい。主旋律と伴奏があって、次々に入れ替わり、複数が重唱し輪唱して本当に不思議な音楽のようだった。

実は私自身、蛍を見るのは生まれて初めてで、ちょっとドキドキしていたが、そのうちあちらで一匹こちらで一匹と、少しずつ光が点灯しはじめた。自分の予想よりもはるかに強い光だった。下を見るとちゃんとと水面にも映っている。しばらくして一匹がよろよろという感じで近くへ飛んできて、差し伸ばした子どもの手の平にとまった。当然だが、しばらくは大騒ぎになった。

ある父さんから、アメリカにもホタルはいるが、日本のように点滅せず、つきっぱなしだそうだと聞いた。そのせいで日本人は「風情」を感じるのでしょうかと話されていたが、確かにスイッチを入れた電球のようだとすれば興ざめかもしれない。でも消えなくても、きっと濃淡か強弱くらいの変化はあるのではないだろうか。

ホタルでは下の歌が以前から強く記憶に残っていて、行く前からホタルを初めて見るのを楽しみにしていた理由の一つだ。彼女は恋愛遍歴でも有名な歌人。あとで聞いた余談だが、この時期のこのあたりは絶好のデートスポットになっているそうだ。

もの思えば沢の螢も我が身よりあくがれいずる魂(たま)かとぞ見る
和泉式部
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疏水のホタル

あれ、松田さん、疏水のホタル、見てないんですか?
「ますたに」の近くの疏水べりにもまばらにいたし、法然院のあたりは、かなりの数がいましたよ。

しかし、その場所には、酒と尺八を持って出かけてみたい…

湊山 | URL | 2010年06月11日(Fri)16:26 [EDIT]


ナイトハイク

「ますたに」の近くは知らないなあ。法然院のもまったく知らず、知っていれば見に行ったかもしれないが残念でした。たまたまで夜中にあんな所まで行くというような機会はなかったしね。でも確かにいても不思議ではないような場所かもしれない。

話しは変わるが、昨夜から今朝にかけて、また(二年ぶり)ボーイスカウトでナイトハイクだった。ボーイ隊なので、雨模様でも決行だったが、結局降らずにすんだのでほっとした。ただおかげでサッカーは見れず、帰ってから今朝8時の特集でまとめて見ました。メッシはやっぱりすごいね。でも行きしなの電車の中で、ワンセグのことに気づいて韓国の試合を見ていたら韓国がちょうど二点目をいれた。小さくてよく分からなかったが結果だけは理解できた。

さて唐突にこの話しをしたのは、歩いた場所はまた生駒山地の北、交野山中だったが、またもや蛍を見たからだ。それも一回ではなく数箇所で。この前までは、もしかすると自分は蛍には縁がなくて、一生見ることもないのかもしれないと思っていたくらいなので、見るときはこんなものかもしれないとは思いつつ、多少感慨深かった。

ただ、酒はともかく、かじかガエルがいるときは尺八は不要かな(昨夜はいなかったが)。

松田 | URL | 2010年06月13日(Sun)15:25 [EDIT]