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松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

海紅豆

前回の最後に「問題の花」と書いた写真の花が何か分かったので書いておきます。
「海紅豆(かいこうず)」でした。別名アメリカデイゴで、鹿児島県の県木にもなっています。

ブログを見た友人が、「デイゴかも」と教えてくれたのですが、調べてみると、沖縄の県花にもなっていて歌詞にもよく出てくる、有名なあの沖縄の「デイゴ」ではありませんでした。でもあるサイトで類種の写真も載っていて、アメリカデイゴとあり、それがまさにそのものでした。

でも友人がデイゴかもと気づいた理由が、葉を見てマメ科と思ったからということでしたが、言われてみると確かにマメ科かなと私も思ったものの、デイゴがマメ科とはまったく知らず、ちなみにマメ科の葉は羽状複葉が多く、特徴的で比較的見分けやすいですが、あの写真では私にはとてもそこまでは分かりませんでした。

さてアメリカデイゴには別に和名があって「海紅豆」とあり、これなら私もどこかで聞いたことがあると、手元の造園植物図鑑を見ると、ちゃんと載っていました。この本に載っているということは、商品として栽培されて市場で流通している樹ということになります。

この本は大学の講義でも教科書として使っているので、毎年そのページも見ていたはずですが、植栽可能域の地図では、日本列島のほぼ南半分しか可能域でなく、かろうじて大阪は入っているものの、京都市も入っておらず、花がちょっとグロテスクな感じもして、はなから除外してしまっていたようです。

他で調べるとブラジル原産で、江戸時代末期に日本に渡来したとあるので、こういうちょっとおしゃれな和名をもらったのでしょう。漢字名はとっつきにくいかもしれませんが、覚えるとやっぱりカタカナよりはずっと雰囲気があると思いますね。
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