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松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

由布院:玉の湯

翌朝、目を覚ますと、台風一過で晴れるかと思ったが、雨だった。もし初日に雨が降れば、この日を富貴寺行きの予備日としていたので、まあラッキーというべきか、もし時間があれば行きたいと思っていた有名な温泉地、由布院へ向かう。泊まった別府駅前のホテルから車を飛ばし、小一時間ほどかかったか。うねうねとカーブが続く雨中の山越えのドライブだった。

由布院を訪れた目的は、評判を聞いていた旅館(?)「玉の湯」と「無量塔(むらた)」を訪れること。着いたころには雨はほぼ収まっていたが、ナビの指示で最初に入った中心部は、人出でごったがえしていて、まるで「軽井沢」の駅前状態。とりあえず駐車場に入れて歩き出したが、しばらくはちょっと唖然としてしまっていた。

さて、一軒目の「玉の湯」は中心の「繁華街」からほんの少ししかはずれていないが、さっきまでの賑わいが嘘のようで、さすがに静かで落ち着いたたたずまい。中を少し歩いたが、まあ泊まらないと本当の良さは分からないだろうとは思う。

玉の湯-1

広い敷地のようだが、巨大な箱物の建物はなく、見たところ平屋の木造ばかりで、それぞれ機能の異なる住宅スケールの建物が散在して建っている。そしてその間を埋めているのが、緑豊かな通路兼オープンスペースという構成。散在といっても一軒の旅館の中だから、それなりの密度とめりはりがあり、どこか「街」の路地のような親密さがあって、評判にたがわない素敵な雰囲気だった。

玉の湯-2

ただ私にとって一番印象的だったのは、その外部のスペースにちりばめられた「緑」の景色。これについてはあとで、また改めて書きたいと思う。
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