
少し遅くなったが、先日の日曜日にあったカブ隊の春山ハイキングの報告。
ボーイスカウトの活動は新年度が9月に始まり、年間の計画表を作る。だから当然、これは桜満開の春の野山をイメージして企画したのだと思う。でも残念ながら今年の冬の寒さでサクラの花は大幅に遅れており、当日も雨がぱらつく肌寒い曇り空。つぼみは大きくとも、奈良公園のサクラはまだまったく咲いていなかった。
今回のコースは春日大社南部から東へ春日山を登り、頂上をうかいして東側裏手の奥山ドライブウエイに出て北上。若草山の頂上へ背後から出てくるというコース。近鉄奈良駅から歩き出した。
私には前半は歩いたことのある道だったが後半は初めてで、林道から、山焼きが終わった芝生の若草山の頂上に出たと思ったら突然、眼下に奈良盆地を一望する広大な眺望が開けたのはちょっと感動的だった。小雨がぱらついた後で、上空はまだ曇っていたが、はるか南に大和三山や二上山、さらに奥には葛城山や金剛山系まで見えている。わたしはしばらく見ほれていたが、子どもたちはすぐにあたりのシカたちの方に気をとられ、はしゃぎだしていた。

そこからは一気に若草山を西に下り、東大寺を抜けて登大路に出て、一路近鉄奈良駅へ。
下の写真は登大路の途中、国立博物館の北側あたりにある、氷室神社の有名な枝垂れ桜。ちょうどその翌朝のテレビで紹介されているのを見て、別名「一番桜」の名があると知ったが、ここもまだ咲き始め。ただしこれはその翌日の写真だ。その日も奈良の仕事だったがその帰り、以前手がけた飛鳥園に用事ができて立ち寄り、その隣のここにも駐車のために再度訪れたので撮ったもの。前日は、話題にしながら前の道を早足で駆け抜けただけだった。
写真で見ると繊細な枝ぶりと骨格がいっそう鮮明で、実景より迫力があるくらい。京都の円山(まるやま)公園のに比べると規模は小さいが、さすがに有名なだけあって壮麗で見事な姿をしている。
でも久しぶりによく歩いた。総計18キロくらいだったと思うが、あまりきつくない登山路だし、前半の静かな山間の林道に対して、後半の広々とした景色への変化が劇的でなかなか面白く、子ども連れやデートになら、おすすめのハイキングコースだと思う。

ボーイスカウトの活動は新年度が9月に始まり、年間の計画表を作る。だから当然、これは桜満開の春の野山をイメージして企画したのだと思う。でも残念ながら今年の冬の寒さでサクラの花は大幅に遅れており、当日も雨がぱらつく肌寒い曇り空。つぼみは大きくとも、奈良公園のサクラはまだまったく咲いていなかった。
今回のコースは春日大社南部から東へ春日山を登り、頂上をうかいして東側裏手の奥山ドライブウエイに出て北上。若草山の頂上へ背後から出てくるというコース。近鉄奈良駅から歩き出した。
私には前半は歩いたことのある道だったが後半は初めてで、林道から、山焼きが終わった芝生の若草山の頂上に出たと思ったら突然、眼下に奈良盆地を一望する広大な眺望が開けたのはちょっと感動的だった。小雨がぱらついた後で、上空はまだ曇っていたが、はるか南に大和三山や二上山、さらに奥には葛城山や金剛山系まで見えている。わたしはしばらく見ほれていたが、子どもたちはすぐにあたりのシカたちの方に気をとられ、はしゃぎだしていた。

そこからは一気に若草山を西に下り、東大寺を抜けて登大路に出て、一路近鉄奈良駅へ。
下の写真は登大路の途中、国立博物館の北側あたりにある、氷室神社の有名な枝垂れ桜。ちょうどその翌朝のテレビで紹介されているのを見て、別名「一番桜」の名があると知ったが、ここもまだ咲き始め。ただしこれはその翌日の写真だ。その日も奈良の仕事だったがその帰り、以前手がけた飛鳥園に用事ができて立ち寄り、その隣のここにも駐車のために再度訪れたので撮ったもの。前日は、話題にしながら前の道を早足で駆け抜けただけだった。
写真で見ると繊細な枝ぶりと骨格がいっそう鮮明で、実景より迫力があるくらい。京都の円山(まるやま)公園のに比べると規模は小さいが、さすがに有名なだけあって壮麗で見事な姿をしている。
でも久しぶりによく歩いた。総計18キロくらいだったと思うが、あまりきつくない登山路だし、前半の静かな山間の林道に対して、後半の広々とした景色への変化が劇的でなかなか面白く、子ども連れやデートになら、おすすめのハイキングコースだと思う。

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