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松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

東京へ

この連休、久しぶりに東京へ行って来た。単に遊びに行ったわけではなく仕事がらみだったが、予想をはるかに超えて、とても有意義な旅行だった。いろいろ書きたいことはあるが、このところ仕事がめっぽう忙しく、この連休をつぶしたので、週明けから仕事に追われてなかなか書いている余裕がない。

で、とりあえずメモだけでも。まあ今回はまったくの建築行脚だった。
一日は現在やっている仕事の参考にと、いくつかレーモンド時代の友人岸氏の建築を見て回った。他の用事も片付けて、最後の一日はまったくの自由時間。その日、印象に残った要点だけでも走り書きで書いておこう。

まず西日暮里でJRを降り、ぶらっと歩き出して富士見坂を通りかかると本当に富士山が見えたのにはびっくりした。この夏に苦闘しながら登ってきたばかりだったから、目にした瞬間、何と言ったらよいか、身体の芯がとろけそうになるような感動を味わった。杜甫の詩を思い出し「落葉の時節、また君に会う!」と叫びたいような気持ちになった。

そのあと池袋へ出て、岸氏が勧めてくれた立教大学へ。行くのは初めて。正門を入ると、奥にレンガ造りの古い校舎がとても大事に、そのままのたたずまいで丁寧に残されてある。白いペンキ塗りの木製サッシュも当初のままで、手入れにかけるこまやかな愛情が感じられて嬉しくなった。

さて、その後で行った最後の「自由学園」が本当に圧巻だった。行くまでは、正直に書くとあまり期待もしていなかった。同じフランクロイドライトの手になる国内の建築は、他にも、明治村に移された「帝国ホテル」や関西の芦屋にある「旧山邑(やまむら)邸」などがあるが、その両方を見ているものの、とくに後者は修復計画がまずかったのか、あまりよい印象がなかったからだ。

だから余計にそうなのかもしれないが、見た瞬間、大きな感動がやってきて、本当に釘付けになった。建築でこんなに感激するのはいつ以来のことだろう! コの字型の建物に暖かく抱えられ、そこにていねいに包まれている、あまりに見事でしかもどこかなつかしく、高貴とさえ言いたいくらいの、あの何ともすばらしい前庭の空間! そしてそれを作りあげている、ライト建築のスケール感とプロポーションにはまったくの脱帽だった。
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  コメント


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エカテリンブルグ

こちらは、連休2日目の土曜日朝の出発で、エカテリンブルグに来ています。
もしかして、電話いただいていたらごめんなさい。
今週いっぱい、こちらにいます。

新平 | URL | 2012年11月27日(Tue)22:40 [EDIT]


電話

今回は、あまり時間がなく、レーモンド時代の旧友だけで、他には連絡しませんでした。エカテリンブルグって聞いた覚えはあるが、ロシアかな?また写真など送ってくれるとうれしいな。

松田 | URL | 2012年11月28日(Wed)21:27 [EDIT]