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松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

富士見坂

東京行きの報告の続き。富士見坂の上から撮った写真を載せておこう。
富士見坂

ここは坂の頂部で、坂道はここで終わる。尾根?を南北に水平に走る小道に突き当たってT字の交差点になっているのだ。私は、JR西日暮里の駅から南に丘陵を登って、まず諏訪神社に参拝し、そのまま境内を南に出てすぐの、この交差点にやって来た。最初は気づかなくて通り過ぎようとしたが、数人の人たちが坂道の下の方を指差しながら立ち話をしているのが気にかかり、何だろうと立ち止まったのだった。脇に「富士見坂」という看板が立っているのを見つけ、ああ、ここがそうかと思った。JRの駅の周辺案内にも書いてあったのだ。「冬の晴れた日には富士山が見えます。都内で富士見坂という名の場所はいくつかありますが、今でも本当に見えるのはここだけです。」と言うような説明があったのを思い出した。まあまさかと思っていたので、その時はあまり気にもとめてはいなかった。

ただ目をこらしてみても、最初しばらくはよく分からなかった。でもしばらくしてどうやらあれが富士山かというのが徐々に見えてきて、見つめ続けていると間違いなく頂上が見えていると理解でき、それから一呼吸おいて、大きな感動に襲われた。今年の七月の苦労した登山のことが少しずつ体の底からよみがえって来て、そのまましばらくは茫然と眺めていた。

下は上の写真の部分拡大。多少画像を補正してある。でもこんなに大きく見えるとは思わなかったので本当にびっくりした。おそらく地上のビルなどと一緒に見えるので、一種の錯覚で余計に大きく感じるのだろう。
富士見坂の富士山

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