松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

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2014明けまして

新年 明けましておめでとうございます

年が明けた。事務所は6日からとしたが、私は今日から仕事。でも三が日はゆっくり休んだので、心機一転、前を向いて進んでいこうと思う。まあこんなに休日らしい休日は久しぶりで、正月休みをこれほどありがたいと思ったのも初めてだ。仕事に追われているおかげで、かえってメリハリがついたようで、何事であれ悪いことばかりではないということだろう。

さて正月の年賀状に珍しく封書のような小包が混じっていた。送り主を見ると昔勤務した東京のレーモンド事務所の先輩土屋さんからで、中身はレーモンドの作品を集めた小冊子とDVDが一枚、年賀状と一緒に入っていた。以前お会いしたときに話しは聞いていたレーモンドを取り上げたTV番組のビデオだと分かったので、さっそく見ることにした。

レーモンドの母国であるチェコの放送局が制作したもので、三回に分かれていた。最初の回の舞台は主に戦前で、巨匠建築家F.L.ライトと帝国ホテル建設のために来日したところから始まった彼の日本での活動や作品が主に紹介されている。ただそれ以前、母国を出てからのパリなどヨーロッパでの行動やアメリカに渡ってからのことはまったく省かれていた。

第二回は、主に戦後数年して戻ってきた日本での彼の活躍の紹介。まあそういう取り上げ方はされていなかったが、文句なしに「活躍」だったと言っていいはずで、当時存分に建築家として仕事のできる日本で唯一の事務所だったろうと思う。後に日本の巨匠となる前川國男氏もいたし、丹下健三氏もアルバイトで働いていたことがある。

レーモンド氏は1976年に亡くなっており、私がレーモンド事務所に入ったのは1981年だから、もちろんまったく面識はない。何より麻布にあった有名な平屋の木造の事務所がすでになく、参宮橋の新しい事務所ビルに移った直後だったと思う。新入生歓迎も兼ねた飲み会で何次会を終わってからだろう、深夜に麻布の元の事務所に連れて行かれた。まだ広い敷地はそのままだったが、建物はすでになく、床のコンクリートスラブやプールなどが残っていて、それらが月光に照らされて静かに横たわっているのを酔っぱらった頭でボーっと眺めていたのを、今でもよく覚えている。

長くなった。続きはまた
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