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松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

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小澤征爾X村上春樹のCD

長ったらしいが正確にCDのタイトルを書くと、「『小澤征爾さんと、音楽について話をする』で聴いたクラシック」。『』の中が本のタイトルで、その本のことは少し前に2回ほどここに書いた()が、本はAmazonで買ったので、それからこのCDのことがAmazonの宣伝メールで頻繁に来てうっとおしかった。無視しているとしばらくしてやんだが、先週久しぶりにまたそれが来て、今度はなぜか思わず引っかかって買ってしまった。

cd-ozawamurakami

本を読んだ直後は、内容が鮮明に残っているので、村上春樹氏の端正な文章と内容の面白さに対して生の音楽はかえって雑音のような気がしたのか、まったく欲しいとも思わなかった。でもしばらく時間がたって、本の内容についてぼんやりとした思い出のような淡い後味が残るだけになり、今度は音楽も聴いてあらためて反芻してみるのもいいかと思ったのかもしれない。ただ自分のことながらこういう経緯についてはよく分からないようなところがある。

CDは3枚組。どんな構成だろうと思ったが、開いてみるとまさにタイトルそのまんまで、対談中に聴いていた演奏録音をほぼそのままに集めたもの。ライナーノートは村上氏だが、本の延長、あとがきのような感じの文章だった。ちなみに本の方では、あとがきは小澤さんが書いておられた。

まあ音楽CDとしては「色物」の部類だろう。CDだけではまったく訳がわからない構成で、それぞれは立派なものだとしても、演奏の断片(1楽章だけ)が並んでいるにすぎない。あらためて本を開くのはいったん全部を聴いてからと思っているし、少しは本の内容を覚えているからいいようなものだが、それでも簡単には聴けないのは確か。CD一枚にしても聴き通すというようなわけにはとてもいかない。それぞれの対談場面を少しは覚えているだけに、そんなことをしたら頭がおかしくなってしまうかもしれないと思うくらいだ。

だから、一曲聴いてはもう一度聴き、あるいは数曲聴いて、もう一度一曲ずつ聴きなおすというようなことで、CD一枚聴くのだけで数日かかった。

さてフェイスブックにこのCDを買ったことを書いたら感想文を求められたが、書くまでに少し時間がかかりそうだ。本を開く前と後に少しでも書けたらとは思うが、さてどうなるでしょうか。
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  コメント


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ははあ、これは色物だね。それぞれの演奏はすごいんだろうけど。なんか、音楽がややこしくならないか??

新平 | URL | 2015年10月11日(Sun)00:48 [EDIT]


聴くのにちょっと面倒で、そういう意味ではややこしい所もあるが、だからと言って「音楽」までがややこしいということには全くならないな。一つ一つていねいに注意深く聴く必要はあるが、それはかえって面白くて、貴重な経験のようだ。まあちゃんとした演奏なら、内実は常にシンプルなところがあるからだと思う。

松田 | URL | 2015年10月11日(Sun)14:08 [EDIT]


補足

補足です。演奏の断片と書いたが、一応1楽章以上にはなっています。

松田 | URL | 2015年10月14日(Wed)11:43 [EDIT]


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