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松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

照明

月曜日は大津の現場に夕方から出向いた。今回は、時々お手伝いをお願いしている大阪の照明デザイン事務所「ライズ」のスタッフT君も一緒。学習塾で、予算も結局ぎりぎりまで落としたので、蛍光灯が並ぶだけで活躍の機会があまりないようなことになったと思っていたが、とりあえず現場の鈴木電気の人と顔合わせに来てもらった。打ち合わせの途中で施主から電話。先日渡した照明計画図についてだった。既存の教室と比べて台数が少ないのではないかという指摘。かなり明るいめでないと子供はすぐ疲れるからとは前に聞いていた。

T君によれば同じような蛍光灯でも高力率のものとなると普通の40Wのものと比べて、32Wでも照度は1.5倍くらいあるとのこと。ただ当初は全て高力率のものだったが、予算調整の時点で鈴木電気の提案で普通のものもかなり混ぜたりしたので、電話での即答は無理だと思い、再度きちんと検討しなおすことで了解を得た。

デザインや機能だけで決めることができれば話は単純なのだが、そこにお金がからんでくると、カタログでの定価はそれほど変わらなくとも値引率がぜんぜん違ったりしてややこしい。わたしも住宅の照明ならある程度慣れていて検討がつくが、こういうオフィス系の照明となると自分だけでやった経験は少なくて、話がこのあたりまでなるともうお手上げの状態。翌日、照度計算を再度してもらうことにして現場を後にする。

T君と一緒に駅へ戻る途中に別の学習塾があって、ちょうど暗くなってきていたので窓から中の教室の様子を見ながら相談した。やはり意外なくらい明るくできているようだ。原設計では高力率のものでさらに反射板付を使っていたので十分だったそうだが、予算調整も含めて再度計画をしなおしてくれることになった。と突然、建物の脇から数人の若い先生方が走ってこられた。どうやら不審者と思われたらしい。公道にいたのだがこの時節柄確かに無理もないと思い、失礼を詫びてすぐに退散した。
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