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松田靖弘のブログ

仕事とする建築のことや大学で教えている緑のことなどをはじめ、自分の日常の些細なことまで含めて気が向くままに書いていきます。

Mさんの来訪

今日は夕方、前にいたスタッフのMさんが訪ねてきてくれた。昨日も来てくれたのだが、私が現場に行っていて出直してくれたのだ。

もう30歳を超えたつもりで話していたら、まだ29歳ですよと言われて驚いた。話してみると辞めてからまだちょうどまる4年しか経っていないのだった。その間彼女もそうだろうが、わたしも事務所も波乱万丈で、当時たまに顔を見せていた子どもたちも見違えているでしょうねと言われ、そういえば二人ともあれからちょうど第二次性徴期で劇的に変貌していく時期だったと感慨深かった。そしてそれはわたし自身にとってはあまりに密度の濃い年月で、たった4年と聞いてはじめは即座に信じがたかったのは事実だ。

彼女は昨秋、めでたく結婚して甘い新婚生活のまっただなか。幸せの渦中にいる人を見るのはそれだけでも本当にうれしいものだが、事務所の最初のスタッフでもあり話はつきない。仕事は続いているので時間を気にしつつも、あっという間に1時間半を過ぎてしまった。

彼女ももうすぐ30歳のはずだが、自分のことを考えるとそのあたりからがいわゆる「人生」だったとあらためて思う。子育てや夫婦関係の構築(妥協?)などそれまでとは違って「他者」が否応無しに自分の中に土足で踏み込んできてかき回されるということだ。同時に自分も「他者」の中に足を踏み入れて、一緒に傷つき、喜び、笑って、あきれて、悲しむというようなことがきっと始まったのだろうと思う。

ただそれはもはやそう簡単には終わらないということは言っておきたい。子どもができればあきれるようなスピードで成長し、また夫婦の関係も甘い霧が晴れてくれば、細心の注意をはらってこそようやく保てるような繊細な部分と微妙なバランスが底の岩根にあることを知るだろう。まあわたしもまだまだその渦中にあるということはここで白状しておかなければならないが・・・。Mさんのこれからの人生に幸あれ!!!
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  コメント


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「細心の注意をはらってこそようやく保てるような繊細な部分と微妙なバランスが底の岩根にあることを知るだろう。」
海より深く納得。

新平 | URL | 2006年03月24日(Fri)19:12 [EDIT]


うーむ

これは面と向かってコメントを返されるとは予想していなかったので気恥ずかしい。高橋家にも幸あれ!!

松田 | URL | 2006年03月24日(Fri)19:46 [EDIT]


先日はお忙しい時期に1時間半も”お邪魔v-247”してしまいました
申し訳ありません。しかも、しゃべり続けました私v-14
あの頃、先生の元で学んだ事が
私の”働くこと”の根底となり今に繋がっています
ゆっくりではありますが
私のペースで自分らしく、生活者の目線で仕事が出来ればと思っています

HPの更新、見学会等
楽しみにしております

M | URL | 2006年03月26日(Sun)20:22 [EDIT]


コメントありがとう

いえいえ私はとても楽しかったですよ。仕上げの色決めは夜はしないように決めているので、仕事の"お邪魔"をされたわけでもなかったのです。でも元気そうな姿を見せてくれたことが本当にうれしかった。これからの活躍を祈っています。

松田 | URL | 2006年03月28日(Tue)19:06 [EDIT]